車の匠 No.108 株式会社 ファーストモータース/東京都大田区/小出吉伸

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FIRST MOTORS

YOSHINOBU KOIDE

株式会社 ファーストモータース

小出吉伸

小出代表から感じたのは「革新的」の一言。 自らの失敗も失敗のまま終わらせず、次への糧にして会社に革新的の流れを作ってきた人なのだろうと感じ、先を歩く者の苦悩ではなく、行く道でいかにプラスへ転じるかという発想力で変革してきたのだろうと思いました。 お客様の為を考えるが故の社員育成、社員育成から派生するお客様へのサービス、これらすべてが繋がった店舗はファーストモータースと言っても過言ではありません。

取材:サイバーブレーン朝妻

「ありがとう!また来るよ!」という一言を引き出そうよ!

これまでの歩みを教えてください。

大学卒業後専門学校に入り、その後メカニックとしてBMW東京に入社しました。 8年間メカニックとして仕事をしていましたが、家族で話し合い父が立ち上げた現剤の会社に19年前戻り、仕事をする事にしました。 32歳の頃でした。

実家の仕事をされるのあたり苦労された事はありますか?

初めのころは名ばかりの社長で、父が会長としてサポートもらっていました。 戻ったばかりのころはメカニックの現場仕事しかしていなかったので、銀行とのやり取り等はまだ父が行っていて、自分の未熟さを思い知りました。 3年前に父が他界して、父がやっていたすべての事を私がやるようになりました。 生前の父は昔ながらの修理屋さん気質で、売掛金が増える一方だったんですよ。自社の仕事内容を把握して、手書きの領収書を止めてキチンと帳簿管理ができるようにしたり、売掛金になる仕事から現金収入になる仕事にシフトしたり、問題は山積みでした。

課題解決の為にやった事は?

ファーストモータースに戻ってしばらくしたころ、大手カー用品を扱う企業の車検を下請けで100%行っていたのですが、その会社も内製化を図るようになり、年間何百台とあった車検が無くなっていく事が分かったんです。 さあ!どうしよう!と思った時に先ずは「ブランディングが必要だ!」と思い、FC系加入を決めました。 当時「チャレンジ車検」というVCに加盟して、月5万枚のチラシを投函するようにしました。 チラシ投函からしばらくして、お客様から「チャレンジ車検大田車検センターさんですか?」と電話が貰えるようになったんです。 チャレンジ車検での仕事を受けるにあたって、現金だけでは受ける事も出来なくなるだろうと思い、クレジット決済できるような社内体制を整えたりもしましたね。

かなり色々な事を改革されたんですね。

名ばかり社長ではいたくなかったので、必死でしたよ(笑)私一人の工夫で何点かは変える事はできたのですが、会社として変わらなければならない事、ファーストモータースと言うチームで対応しなければならない事が全くできていない事に気が付き愕然としました。 社員を置いてきぼりの会社になっていたんです。社員への落とし込み、いや、社員が納得するノウハウが無い事に愕然としました。 どんな良いシステムがあっても、使う社員が熟知し使いこなしていなければ意味が無かったんです。 社員全員が納得して仕事をするためFCを変える事を決めました。

FCはどちらに変えたのですか?

ホリデー車検に変えました。変更をして驚いたのは、今までなかったFCのオーナー会議が月に一度あるんです。 そこに参列するオーナーさんの高いモチベーションや、知識量驚きました。「また、一から勉強だ!今度は社員さんと一緒に会社を変革していこう。」と思うようになりました。このスピード感が良いのか悪いのかまだ答えは出ていませんけどね(笑)

現在力を入れていらっしゃる事は?

7年前から力を入れている新車販売ですね。 「スーパー乗るだけセット」を導入しました。 国産のお好きな新車を選んで頂いた後、半年に一度のオイル交換も、法定点検、ワイパーの交換、整備、車検も5年間毎月定額でOKという、個人向けリースのプランなのですが、車の事は良く分からないという女性の方や、免許を取って初めて車に乗るという若年層のお客様にはかなり喜んで頂いています。 ただ、その「スーパー乗るだけセット」で5年が経ったら、さようならでは意味が無いと思っています。 お客様と接点の持てる5年間の間に「ファーストモータースで車の事を相談をして良かった!次も頼むよ!」と言って頂けなければいけないと思っているので、次なる課題は「次も頼むよ!」と言って頂ける施策ですね。

課題に対する次の施策は何かお考えですか?

当たり前のことなんです。 お客様に納得して頂ける金額設定は勿論の事、身だしなみを整え、笑顔で気持ちよくお客様をお迎えし、丁寧な対応をする事ですね。それを私だけではなく、ファーストモータースの社員全員が私同様に、いや、それ以上にやってくれることですね。

社員の育成で気をつけているポイントはありますか?

メカニックは寡黙な職人気質なんですよ。 最初の頃は、お客様がお見えになった時に挨拶するのもままならない状態だったのですが、弊社の敷地に入ってこられた方はお客様かもしれないし、業者さんかもしれない、社員の友人の可能性もある、絶対に関わりのある方なので挨拶をして担当者に繋いでくれたらいいと言っていました。 挨拶とお声掛けが浸透させて、お客様がお帰りになるとき「ありがとう!また来るよ!」という一言を引き出そうよ!と訴えるようにして行きました。 言っただけで人は動かないので、自分が率先して発信して声をかけるようにしています。 社員が置いてきぼりの会社では寂しいですからね!

社員の皆さんのモチベーションアップの為に何かされていますか?

車検の年間目標台数クリアに対してポイント制を設けて、報奨金を出すことにしました。 自分がお客様への接客や整備を誠心誠意やる事で、お客様がお客様を紹介してくださったり、口コミに繋がったりするんです。 いつまでも社長がフロント業務している会社が良い会社とも思っていないので、私のやるべき事は自分の右腕、自発的に提案し自発的に行動する社員の育成をしなければならないと思っています。 このポイント制をやるにあたって、工場長と運命共同体になりました。 工場長にとっては厳しい事かもしれません。 「あなたが本気を出さなければ、とうてい年間目標台数はクリアできません!クリアしなかった時は私と工場長は来期減給しましょう。クリヤできたら工場長は皆の1.5倍!!」と伝えました。 了承してくれた工場長には心から感謝しています。

目標台数を設ける事がサービスや接客の工場にも繋がりますね!

弊社独自の取り組みでもあり、挑戦でもあります。 まだまだ発展途上ですが、この取り組みを通じて、同じ目標に向かう事で生まれる力を作り上げていきたいと思っています。

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株式会社 ファーストモータース

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