車の匠 No.113 有限会社BSK/東京都大田区/小林輝彦

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BSK

TERUHIKO KOBAYASHI

有限会社BSK

小林輝彦

小林代表にお話を伺い感じたのは、モータースポーツへの使命感、お客様への責任感。 それでいてレースの話しをしている時の顔は、純粋な子供のように楽しそうでした。 時間をかけてでも車を仕上げたい!レースに出てみたい!人とは違う車にしたい!という方は一度BSKに行ってみて欲しい。そこには想像以上のクオリティと要望以上の感動が待っています。

取材:サイバーブレーン朝妻

僕が中学生くらいの時はどうやったらF1に乗れるか真剣に考えたけどね!

起業の経緯を教えてください

元々僕は学校が好きじゃなくてね(笑)修理工場の丁稚に入ったんですよ。 会社員になって決められた事だけをやって、それ以上の事をすると「余計な事をするな」と周りに止められたり、その時の給料で今後やっていけるか考えたりした時に「このままじゃダメだな」と思ったんです。 修理の世界から周りをぐるりと眺めた時に、鈑金という仕事がとても楽しそうだと思って、鈑金工場で働いてみようと思いました。 20歳くらいから鈑金のノウハウを身につけて、23歳で自宅の工場で鈑金を始めました。 ちゃんと会社として始めたのは24歳の時、自宅近くに場所を借りてBSKがスタートしました。 いろいろやったけど、車業界自体をトータルして考えると30年以上になりますね。

BSK立ちあげの時のコンセプトは?

立ち上げの時はバブル景気でそれなりに仕事もあったんですよ。バブル崩壊後、同じ事してたらダメだと思って試行錯誤してた時、24歳で立ち上げた時に考えてた事をしようと思ったんです。 お客様から注文を貰って作るチューナーの仕事が今ほどメジャーではなかったので、お客様の希望する車を仕入れて車体やサスペンション、インテリアまでコーディネートして納車するスタイルを目指してきました。 日々努力を重ね「エンジンもインテリアもトータルでコーディネートできるショップ」がBSKのコンセプトですね。

起業時苦労された事は?

最初は自分が作業着を着て、業者から受けた仕事をメインに黙々と作業していたのですが、個人のお客様の仕事にシフトして行こうと思った時、僕が車の下にもぐって作業をしていたらメモも取れず接客もできないという状況がありまして「こばちゃん一生懸命仕事してるけど話し聞いていない」とお客様に言われてハッとしましたね。 好きで始めた仕事なので、どうしても車に触りたくなる気持ちを抑えて、似合わない背広を着てなるべく車に触らないよう、スタッフに任せるようにしていきました。

ロータスがガレージに沢山入庫されていますね!

元々小さめのスポーツカーが好きなんですよ。 バブル崩壊後仕事が減って大変だと思っていた時期に「どうせ潰れちゃうかもしれないなら好きな事しよう」と思ってスポーツカーのチューニングを始めたんです。 スポーツカーを扱う店舗に遊びに行ったりして、そこから仕事のオーダーが増えていきました。 その中の一つとしてロータスのインポーターの店舗によく行っていたので、そこから仕事を沢山頂くようになったのですが、その会社が無くなってしまった時にインポーターのお客様がどこにも修理に持って行けなくなってしまったんです。 弊社を探して来て下さった事でロータスユーザーのお客様をきっかけに、お客様同士の口コミで広がり、ロータスユーザーのコミュニティの中での認知度が上がった事から今に至ると言ったところでしょうか。

代表もレース参戦されるのですか?

若いころはバイクのレースなんか出ていたんですよ。 でも仕事を始めてから、自分が中心となって会社の運営をしていかなければいけないのに車を乗り回している場合じゃないなと思っていたので、乗りたい気持ちは封印していたんです。 でもロータスのお客様がたくさん来て下さるようになって、お付き合いのあった方に「レース出て見たら?」と言われた事がきっかけで封印は解かれましたね(笑)たまたま出たレースで勝ってしまって「どこのショップだ?」という話になり、その時のお客様が今の顧客層のベースになっていると思います。

ロータスのレースが盛り上がりそうですね!

僕が中学生くらいの時はどうやったらF1に乗れるか真剣に考えたけどね! そういうモータースポーツに憧れるような文化が今は無いから、業界の人たちが作っていかなくちゃいけないと思うんですよ。 単純に自分の父親がロータスのレースやっていたらカッコイイと思うじゃない? そうしたら興味も湧いてくると思うし、見に行こうよって友達も誘いやすいでしょう? だから先ずはお父さんに楽しんでもらう事なんですよ。 「エリーゼスーパーテック」というレースの事務局を10年程前から立ち上げていて、僕がやっている仕事はレースを楽しんでもらう取りまとめをする事なんです。 BSKの業務ももちろん、モータースポーツの文化を作り上げて行くのも僕のミッションだと思っています。

ロータス取り扱い店舗とのネットワークもあるのですか?

ありますよ。 自社ばかり儲けようみたいな考えではエリーゼスーパーテックの事務局は務まりません。 他店舗も共感してもらわないとレースは一人ではできませんからね。

ロータスの販売もされていらっしゃるのですか?

メインは修理整備鈑金なので、販売が毎月沢山あるという事はありませんが、長いお付き合いをさせて頂いたお客様から僕の目利きで車を買いたい!とオーダー頂く事もあるので、その時はお応えしています。 後は、弊社でメンテナンスもしていて程度の良い車が、お客様の乗り換え等で下取りをした時に他の方にお声掛けをして販売する事があるくらいですね。

お客様対応で心がけている事は?

車業界ってあまりイメージ的に良いとは言えない業界だと思うんですよね。 レースをやっていらっしゃるお客様も、一般のお客様も、なにかしら疑問が出ているけど取り合えす直すみたいなところがあったと思うんです。 どんなに真剣に仕事をしていても、疑問や不明点が残ったままだと良くないイメージのままだと思いますし、修理の職人は話すのが上手くない人たちが多いので、そこを僕がかわってお伝えするようにしています。 僕も決して話すのが上手いとは言えないですよ。それでも「どこがどのように悪いから、交換や修理はこうした方が良いと思います」「こんなアプローチで修理しています」等正直に話しますね。 弊社で修理すると時間がかかりますと言うんです。 だってちゃんと直したいですからね。 嘘をつかず正直な仕事をして、話しは下手であっても誠心誠意お客様に伝えられればお客様は理解してくださいますよ。

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