車の匠 No.146 株式会社 CPM/東京都西多摩郡/篠原 誠

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CPM

MAKOTO SHINOHARA

株式会社 CPM

篠原 誠

自社工場で見た補強パーツは艶々と冷たく光り、形状も触感も良く、綺麗に整列する姿はある種マニアの心をワクワクさせる。 工場の隣には「開発スピードを速くしたかった」という思いで立てられた真新しいファクトリー。 これからどのような補強パーツがCPMから発信されるのが楽しみでたまらない!

取材:サイバーブレーン朝妻

ユーザーさんが「いつもの自分の車とは全然ちがいますね~!」とニコニコしていらっしゃるんです!それが嬉しい瞬間でもあります。

現在の事業内容を教えてください。

今年はオートサロンにデモカーを出していたのですが、それはあくまで認知度向上の為なんです。 けしてカスタムをメインに事業展開しているわけではないんですよ。 弊社は補強パーツと呼ばれるパーツのメーカーとして、事業展開をしています。

あまり見ないパーツだと思うのですが、なぜ補強パーツの製造に着手されたのですか?

補強パーツは、元々サーキットを走る方がサーキット用につけるパーツの一つだったんです。 簡単に説明すると、レース車両にタイヤやサスペンションをつけ、その一部分として補強パーツもつけることにより走行のバランスを良くしていくための部品なんですけど、そんなパーツも普通車につけて見ると、ボディに対してサスペンションが固くなりすぎてしまい、乗りづらくなってしまうんですよ。 だからもう少し柔らかく、一般ユーザーが快適に乗れる補強パーツがあっても良いのでは?と思い作ってみることにしました。

そもそも補強パーツにフォーカスされたのは何故ですか?

自分の車をオイル交換している時だったかな?リフトアップしている時についていた純正部品をみたのですが、ふと「これをアルミで作ったらどうなるかな?」と思ったのが始まりですね。 昔から車が好きで、タワーバーを自分で購入してつけて見て車の動きが良くなるかどうか試してみたりしていたんです。 だから補強パーツ自体に興味はあったんですよ。

自社商材をリリースするために工場を立ち上げて補強パーツを作られたのですか?

いいえ。実家がアルミの加工工場をやっていたんです。 元々実家でやっていた業務として、半導体や液晶装置、航空機や車の部品等を作っていました。 ただ、注文を受けて生産するスタイルで仕事をしていると、仕事量や売上に波があるんですよね。 他社が弊社より少しでも安い値段で出すと価格競争にも巻き込まれてしまうじゃないですか! 「一生待ち受けの仕事で良いのか?」と考えた時に自社商材でメーカーとして勝負してみようと思ったんです。 そこで今持っている得意な技術を活かしながら出来る事を模索して補強パーツに行きついたんですよ!

補強パーツの拡販は大変だったのでは?

試験的に自分の車用に作ってみたんですが、試行錯誤しながら試作品を作っては車に取りつけ試してを繰り返していって「あれ?良い感じ!」と思うものが出来たんです。 自分だけの試走で判断してはいけないと思い、仲良くしているチューニングショップにも試してもらったところ評判も良く「これをうちの会社で販売するよ!」と手を上げてくれるようになったんですよ。 それから、フォルクスワーゲンやBMWのプロショップで販売するようになり、売上がどんどん伸びて行きました。 でもその時は補強パーツがメイン商材になるとは正直思っていませんでした(笑)

その試作過程は本当に車が好きで、乗る機会も沢山あって、ドライブを楽しむ人じゃないと出来ない事ですよね!

小さい時から乗りものが大好きだったんですよ。 車の免許を取る前はバイクも乗っていましたしね! でも職業にしようとは思っていなかったんです。 小さい時から実家の仕事を見ていたので「家を継ぐんだろうな~」と幼いながらに感じていましたから。

会社の持つ技術力と篠原代表のアイデアが融合した補強パーツですが、ユーザーはプロショップに行かなければ購入できないのでしょうか?

今は全国どこでも購入できるんですよ。 大型量販店でも取り扱っていますし、通販でも購入できます。

営業販路は篠原代表が開拓されたのですか?

最初は自分で開拓していましたね! でも自分一人では全部やりきれないんですよ。 問屋さんも弊社のパーツが売れ始めた時に「商材として扱いたい!」と手を上げてくれていたので、タッグを組んで販路を拡大して行きました。

補強パーツって見えない部品なので、着けているといないとで違いが分からないですよね?

そうなんです。 実際に走ってもらわないと分からないんですよ。 だから、弊社では体感試乗会をイベントとしてやっているんです。 だって自分がユーザーだったら、いつも乗っている車で違いを試したいじゃないですか? なかなかそんな試す機会ってないですしね!

体感試乗会ではどのようにエンドユーザーに試着をしてもらっているのですか?

弊社の商材をイベントの場所でユーザーさんの車に取りつけて、実際に走って来てもらうんです。 イベントシーズンになるとほぼ毎週どこかでやっています。 この試着できるイベントは弊社が先駆けなんですよ!

体感試乗会用のパーツを用意されているのですか?

いいえ、全て新品を用意しています。 弊社としては試してみたものの「いらないよ」と言われればお外ししていますし、一度着けたものは商品として販売が出来ないのでリスクは高いですよ。 それでもやっぱり一度は試して欲しいんですよね!

かなりの数の試着取りつけをされたのでは?

そうですね~500台以上はお取りつけしたと思います。 でもそのうち外して帰ったユーザーさんは5人くらいですね。 走って帰ってこられたユーザーさんが「いつもの自分の車とは全然ちがいますね~!」とニコニコしていらっしゃるんです!それが嬉しい瞬間でもあります。

制作現場を拝見させて頂きましたが、車の下につけるパーツでありながら物凄く形も表面も綺麗ですね!

ありがとうございます。 元々航空機や精密機器に関わるような部品を作っていたので、指紋一つでも検品からはじかれるような仕事をしてきたんですよ。 だから車のパーツにしてみたらオーバースペック、オーバークオリティかもしれないと思います。 でも、それが弊社にとっては当たり前だと思ってやっていることなんですよね。 着けて走り始めれば傷だらけになりますけど、ユーザーさんが新品の箱を開けた時に傷のないパーツをみて喜んでもらえたら嬉しいじゃないですか!

これだけクオリティーが高いと一般ユーザーだけでなく、レーシングチームからも声はかかりませんか?

今はBMWのワークスチームのスポンサーもやらせてもらっているんですよ。 レギュレーション違反になってしまうので弊社のパーツは入れていませんが、レーシングの世界から技術は一般向けに改良されているので、そこから色々学ばせてもらっていると思います。 そこで得た知識を今後の弊社の商材に落とし込んでいく事が課題でもありますね!

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