車の匠 No.165 有限会社 first/埼玉県越谷市/加藤高明

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first

TAKAAKI KATOU

有限会社 first

加藤高明

加藤代表は車を楽しんでいる。 何台の車が加藤代表の手でバラバラになり、チューニングされ生まれ変わり、またバラバラになったのだろう。 こんなに車を楽しむ人だから、firstに来るお客様もみな車を楽しんでいる。 楽しむためのこだわりにとことん付き合うから、車を楽しめると加藤代表は笑っていた。

取材:サイバーブレーン朝妻

ポルシェのミッドシップは触れるけどMR-2のミッドシップは触れないとか、ベンツは直せても軽自動車は直せないとか、そういうのって車の仕事をする上で全然ダメじゃないですか。

車業界にはどのくらいいらっしゃいますか?

かなり長いですよ(笑) 高校卒業後エンジン制作の仕事をしてから、21歳の時にチューニングショップで、フォルクスワーゲンとBMWの3シリーズと海外に輸出する日本車を手掛ける所で修行をしてから、いまのfirstを立ち上げるに至りました。

車の仕事を選んだきっかけは?

僕の場合凄く単純な動機だったんだよ。 若い頃から車が好きで乗っていたんだけど、修理を全部自分でやったらお金かからないかと思ったのがきっかけなのかな(笑) 色々と取り替えたり直したりしているうちにハマってしまい、仕事にするようになりましたね。

firstを立ち上げるにあたって何かターニングポイントのようなものがあったのでしょうか?

ありましたよ。 今までポルシェも専門でやっていたんですけど、専門性が高いというのは良い面も悪い面もどちらも含んでいますよね? 例えば、ポルシェのミッドシップは触れるけどMR-2のミッドシップは触れないとか、ベンツは直せても軽自動車は直せないとか、そういうのって車の仕事をする上で全然ダメじゃないですか。 firstを立ち上げる時に色んな事を出来るようになろう!と思ったんですよ。 当時はポルシェを買ってバラバラにして、エンジンもフルチューニングもして、色々やりながらマスターしていきましたね。 それをポルシェ以外の車でも沢山やったんですよ。 やりつくした先に「専門性が高くても考え方に偏りのない会社が出来るのでは?」と思っていたんですよね。 その延長線上なのかな?今でもバラバラにする事があるんですよ(笑)

今までどんなチューニングをされていたのですか?

PCDを加工して外国のホイルを国産車につけると言ったような内容でしたね。 ルーフやゲンバラやテックアートといったポルシェ用の物を国産につけたり、アリスト、クラウン、セルシオ、マジェスタにはロリンザーやブラバスをつけたりしていました。 180にシュニッツァーをつけたところ、それがかなりブレイクしたんですよ! ヨーロピアンスタイルが注目されていましたから、全国から問い合わせがきていましたね! それが20年くらい前です。 メッキが流行るようになって、このスタイルはやめました。

今どのようなカスタムをされていらっしゃるのですか?

ベンツですね。 あとブレーキをオリジナルで作っています。 自社ブランドとしては「スポーツライン」というシリーズのオリジナルパーツとして販売と取りつけをしています。

「スポーツライン」の特徴を教えてください。

軽自動車からスーパーカーまで対応できるブレーキシステムなんですよ。

例えばブレーキも4ポット、6ポット、8ポット色々あるじゃないですか? イタリアなんかでもキットはよく販売されているんですけど、キットってアンパイの物しかないんです。 弊社はもう少し大きい物を作ったんですよ。 ローターを390、400、405、410、430、480パイまで揃えているんですけど、そうなるとホイルも24インチじゃないと入らなくなってくるんですよね。 ブレーキもブレンボーかエーピーにしています。 それをひとまとめにした物が「スポーツライン」です。

なぜ「スポーツライン」を自社ブランドとして作ろうと思われたのですか?

オリジナル部品が増えてきたのがきっかけです。 ベンツの部品しかり、GTのダックテイルだとか、インタークーラーキットとか色々あるんですよ。 ランボルギーニ アヴェンタドールの車高調整用のロットは世界初で弊社が作りました。 すぐマネされちゃいましたけどね(笑)

自社の工場で作られているのですか?

そうですね。 僕自身、基本的に図面を作ったりモノづくりが好きなんですよね。 えんぴつでざっくりイラストと寸法を書いて、クリアランスなんかも決めて、そこから製品化されていく感じですね。 自社でベルハットも作っているので、キャリパーを少し手前に出してかっこよく見えるように出来るんですよ!

デザインを作っていく上で大切にされている事はありますか?

車のこの部分に何か付けるとなると、デザインの大枠って決まっているんですよ。 だから後は色使いと材質の問題なんですよ。 過重に耐えられるかとか、強度は十分かとかそこが一番大事なんじゃないかな? デザインした後に発注をかけるのが、GT300やGT500の部品を製造している所なので、できあがった製品の良さは確かですよ!

お客様について伺っても良いですか?

今はね、大がかりなチューニングをする人も少なくなったと思いますよ。 そのかわり修理車検が増えてきましたね。 弊社で受けて陸自に持って行くんですけど、変わったマフラーを入れていらっしゃる方も多いので大変ですけどね(笑) お見えになるお客様はベンツやマセラッティ、フェラーリ、ランボルギーニ等の輸入車を持っていて、ついでに奥様の国産車のナビを取りつけて欲しいといったご依頼を頂く事がありますよ。

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有限会社 first

048-979-5656

営業時間:10:00~20:00
定休日:木曜日・第2水曜日

埼玉県越谷市千間台西6-5-7

http://www.first-inp.co.jp/index.html