車の匠 No.213 有限会社ヘリテージモーターワークス/川崎市宮前区/石川一弥

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HERITAGE MOTOR WORKS

ISHIKAWA KAZUYA

有限会社ヘリテージモーターワークス

石川一弥

車を楽しむコツを石川代表は持っている。 それはレースのメカニックを経験し、古い輸入車のメンテナンスを得意として続けてきたノウハウが頭の引き出しにあるからだ。 「部品交換屋さんみたいな仕事はつまらないでしょう?」と屈託のない笑顔で言えるのはこれまでの経験値がなせる技だろうと感じました。

取材:サイバーブレーン朝妻

「直せる?」って聞かれて「できない」って言ったことはないんだよ

車業界に入られた経緯を教えてください。

整備の学校に行ったわけでもなく、元々レースをやっていたんですよ。 17歳とか18歳の頃だから走る方にも出たかったんだけどね、当時はお金もないしね(笑) 本当に車をバラバラにして作り直したりしてチューニングをしていたのが最初。 フレッシュマンや他のレースにメカニックで行っていたんです。 何人かでチーム作ってサニーや86をチューニングして出たの。 チューニングだけじゃ食べていけないのかな?って考えて、チューニング+輸入車の修理をやり始めたのがきっかけ。 起業してから30年になるね!

チューニングしたのは国産車なのに輸入車の修理を仕事にしたのはなぜですか?

単純に輸入車が面白かったんだよ。 当時は国産車がインジェクションに代わってきて、規制とかも強くなってきたんだよね。 その時は輸入車でキャブ車がまだまだあって、いじり甲斐があるのがやっぱりチューニングやっていた人間にとっては楽しいでしょう? そこを突き詰めていくと自分のスタイルになったって感じだね。 昔から変わった車の修理や整備チューニングなんかをしていたから、当時のお付き合いしてくださった業者さんやお客さんが付き合ってくれて今に至るってところかな!

そうするとお付き合いの長いお客様が沢山いらっしゃるんですね!

そうだね。 17歳でやり始めて22歳で会社作って、最初は大田区でやってたんだけど、たまプラーザに移転して、ちょうど今の物件を見つけて移ったのが20年前だからね。 そのころから付き合いのある業者さん半分、個人のお客さん半分って感じ。 業者さんも自分の工場あるのに僕のところに持ってくるんだよ(笑)

何種類もテスターを持っている所が少ないからではないですか?

そうかもしれないね(笑) 昔はローバー系の古い部品なんかだと旋盤で作っていたりしてたし、今だと欧州車のテスターは何種類か持っていますよ。 今はテスターが必要な車もあるけど、昔から基本的に車はどんな車も同じ「車」であることにかわりはない!ってのが根底にあったから、「直せる?」って聞かれて「できない」って言ったことはないんだよ。

カッコいい!

今はコンピュータ制御の物が多くなったけど、基本構造と今までの実践で蓄えたノウハウがあれば修理箇所にはたどり着くんだよ。 ちょっとしたデータがあればエンジンを組めない事はないしね!

今はネットでもデータ入手ができると思いますが、昔はどうやっていらっしゃったのですか?

ポルシェやベンツの本国に連絡してました。 英語もドイツ語も分からないけど、車のデータに関する単語くらいはわかるからそれを頼りにやってたよ。 ほぼ推測で!(笑)

そこに昔やっていたレースのチューニングとしての経験が活かされている事はありますか?

あると思いますよ。 輸入車の中でもある程度馬力があってスポーツタイプになってくると、お客さんのオーダーとしても正規品のみのメンテナンスをしてほしいって言われる方もいるし、多少鳴きがあっても走りを重視したいって方もいますからね。 レースのメカニックやってた経験はどちらのオーダーにも応えられる事じゃないかな?

スポーツタイプの希少車がガレージにあったのですが、メインはスーパーカーのような車の修理整備になるのでしょうか?

メインはポルシェとかベンツとか普通の輸入車なんだけど、今希少車とか古い車をキチンと整備できるところが少ないんじゃないかな? 変わった車種だと、一般のお客様より業者さんから依頼を受けることの方が多いんです。

元々希少車も御社の販売車両だったのですか?

違うものもあります。 僕は基本的にマニュアルの欧州車を集めているんだよ。 修理に入っている車は割とニッチな車両が多いんだけど、僕が販売しているマニュアルの欧州車も珍しい方なんじゃないかな?

マニュアルの欧州車車両販売をされるきっかけは?

元々修理がメインなんだけど、お客さんから修理とか車検とかの相談をされた時に買い替えの話も出てきたりするわけですよ。 もちろん、探して買い付けてメンテナンスしたりチューニングしてお渡しするんだけど、車両の販売するなら自分が好きな車を在庫にしてみようかな~って思ったのがきっかけですね。(笑) でも頑なにそれしかやらない!って事はないんですよ(笑)

媒体には違う車種もありましたがあちらはお客様の下取りの車ですか?

そうですね。 元々僕がメンテナンスしてたお客さんの車だったり、お客さんが乗り換えの相談をされて程度が良かったら在庫として販売もしますよ。 もちろん自社でメンテナンスして納車してます。 正直な話、どんな車でも良ければ売るし、良くなければ売らない! 価格相場ってあると思うけど、下取りが安めに取れたら安く出すから実はあんまり気にしてないの(笑)

掘り出し物の車が媒体に載っている印象でした!

修理をメインに考えているから、車の販売で沢山利益を得ようとは思っていないんだよ。 でも、自分がちょっと変わった車が好きだからそういうのを在庫にしちゃうとすぐ地方に出ちゃうんです。九州から来て、乗って帰られた方もいました。 ちゃんとメンテナンスしてないとそんな販売できないよね。

これから車を買おうと思われている方にアドバイスをお願いします。

意外と左ハンドルのマニュアル車って面白いよ! 右利きの人って多いでしょう?シフトもなれたら楽。 レーシングカーって一人しか乗らないけど右にシフトがあるでしょう? 今はパドルシフトだけどね。 アフターに関してちゃんと見てくれるところがあるならチャレンジしてみてほしいと思います。 もし、ご相談があれば伺いますので気軽に聞いてみたください。

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