車の匠 No.222 ガッティーナ/神奈川県藤沢市/酒井悦郎

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GATTINA

ETSUROU SAKAI

ガッティーナ

酒井悦郎

ガッティーナには人が集まる。 集まった人がこれから車を買おうと考えているお客様に営業をしてくれるという不思議な空間。 インタビュー中にも人が集まってきた。猫も集まってきた。 酒井代表はそばにいてとても気持ちが良い人だ。 酒井代表の空気感がガッティーナを作っているのだろう。

取材:サイバーブレーン朝妻

猫好きの人が集まったりイタフラ車好きが集まったりするカフェがやりたいな!

今年で起業から何年目を迎えていらっしゃいますか?

1998年に起業して今年で20年目なんです。 最初は東京の大田区下丸子で起業して、3年後に事故に遭いまして声がハスキーボイスになっちゃったんですよ。 結構大きな事故だったので半年入院・半年リハビリの生活をした後、心機一転、大好きな藤沢で仕事をしようと思っていた時に今の店舗を見つけて移りました。

思い切った決断でしたね。

でも良かったと思ってるよ。 湘南は従兄弟もいて、小さい時からよく来ていたし好きな場所だったからね。 しかも東京でやっていた時の5倍くらいの広さだよ! この場所は以前はスーパーだったんだけど、陳列棚も何もなくなった状態を見たら「なにこの広さ!」と思いました。 その時、友達に店舗のイラストを描いてもらって店舗の車の配置とか想像が膨らみましたよ。 なんせ以前の店舗は車2台しか入らなかったからね。 今は車が最初の想像以上にいっぱい入っていますけど(笑)

車業界に入られたきっかけは?

ずいぶん遡るんですけど、大学でアルティメットというフリスビーを使った競技をやっていたんです。 わりと強いチームでスイスに遠征に行ったりしていたんですけど、大学は2部に通っていたので昼はバイトで学費と食費を稼いで、夜は部活という毎日でした。 大学4年になった頃、もともと車が好きでよく見に行っていた輸入車ディーラーで「君、車好きなら面接受けてみなよ!」って声をかけてもらったんです。 自分の車もいじるのが好きだったので、整備の仕事につきたいとは考えていたんですけど、いざ面接となると何も分からなかったんですよね(笑) ジーパンにシャツで行って、面接官より先に座ったら「君が先に座っちゃダメ!」なんて注意されましたよ(笑) 22歳の時に受けた会社で営業になったんです。 そこが車業界のスタートですね。

最初は輸入車ディーラーの営業職をされていたんですか?

ほら!僕、見た通り口下手でシャイな性格だから(笑) とはいえ仕事としてはトップセールスにもなったんですけど(笑) 僕の腕というより、時代が良かったんじゃないですかね? それで営業所を異動することもあったんですけど、なんだか違和感があったんですよ。

営業職への違和感ですか?

違うんです。 お客さんがないがしろにされてやしないか?って思ったんです。 「ゆりかごから墓場まで」じゃないですけど、お客さんの家庭環境が変わったり家族が増えたりしても、また酒井に頼もうって言ってもらいたいし、自分が販売したのだから責任もって最後まで付き合いたいじゃないですか? それが異動になる度できなくなっていくことに違和感を覚えたんです。

その時の思いがあってガッティーナを起業されたんですね!

いいえ、起業はもう少し先なんです。 やっぱりお客さんの車をしっかり見るためには営業だけじゃなくて整備をもっと勉強しなきゃダメだなって思ったので、小さい整備工場に入って5~6年修行に入りました。 そこで整備のノウハウを叩き込んで起業をしました。

起業して一番大変だと思ったことは?

お金なくてね~!今もないけど(笑) この場所も結構DIYしてるよ!カフェスペースのドアも前の事務所から持ってきたくらい! 最初は金融公庫で融資してもらうにも計画書とか作らなきゃいけないでしょう? それも一苦労だったなぁ(笑) でも、お客さんもアルバイトに来てもらったりしてたから苦労より楽しかった~!って記憶の方が大きいかもしれない。

お客様がアルバイトに?

来てもらってましたよ(笑)最初はね! その時はお昼の連ドラを見る余裕もあったけど、今はお客さんじゃないアルバイトもいるし社員もいるからそういうわけにはいかないよ! 昔は無駄に経費を使うこともなかったし、コンパクトに仕事をしてたからできた事。 今は販売した車の整備が入ったりしてるからそんな暇もないくらいです!

イタリア車フランス車がたくさんはいっていますが、現在のラインナップは酒井代表がお好きで集められたのですか?

そうですね。そういう車もありますし、お客さんからの修理依頼もあるんです。

なぜイタフラ車に興味を持たれたのですか?

大学4年くらいの頃に最初に乗ったのがゴルフ1だったんですよ。 高校生の時に徳大寺先生(日本の自動車評論家。元・レーシングドライバー)の「間違いだらけの車選び」という本を兄が買って、それを見ていつかゴルフ1に乗ろうって決めたんです。 当時ゴルフ1を探している時にイタリア車にも興味があったから、まだ教習所通いをしていただけなのにA112アバルトのエンジン音を聞いて痺れましたね! いつか乗ってやろう!ってその時思いましたね! その頃にイタフラがカッコいい!と思うようになりましたね。

でもアバルトじゃなくてゴルフ1にされたんですよね?

そうそう(笑)車屋巡りをしてグリーンのゴルフ1を当時40万円くらいで見つけて、ホイルもアルミを履いていたにもかかわらず、純正の鉄チンホイールに変えてもらったり、オールペンでグリーンからA112アバルトのナス紺色を変えてもらったりしたんですよ。 そうしたら店員さんに「アルミじゃなくていいの?君、変わってるね~!」って言われたんです。 思い返してみるとその頃から直感で生きてるね、誰の指導も受けずに直感で生きてる(笑) しかもその店舗の店員さんが僕を車業界に導いてくれた人なんですよ。

イタフラ車に関する知識は最初の輸入車ディーラーで身に付けられたのですか?

そうですね。 フィアットとかルノーを扱っているところがいいな~と思っていたので、最初の会社でグイグイ知識を吸収しました。 入社2年目から中古車部門にまわって、扱ってたシトロエン2CVやルノー4の新車並行車がディーラーで買うより30万くらい安く販売してて爆発的に売れてね! その時が一番色々覚えたし、自分の仕事のスタイルも分かったかもしれない。

その時からのこだわりが今の事業に活きているんですね!

オープンしてからは整備中心に中古車とか新車も販売して、特別こだわっていただけではないけど、左のマニュアル車が集まってきた感じなんですよ。 昔は輸入車って右のマニュアルはそんなになかったんです。 実際左レイアウトの方が運転もしやすかったしね。 気づいたら右レイアウトも増えたけど、やっぱり本国と同じ仕様で乗りたいって人もいるじゃない? だから昔からの好みを貫いて現在に至るって感じ。

これからやってみたいことはありますか?

カフェ! 車屋っぽくない車屋になりたいんですよ。 ガッティーナっていう名前もイタリア語で「メスのかわいい子猫ちゃん」っていう意味なんだけど、この名前でこの場所で仕事をし始めた頃から猫も出入りするようになったし、自分も猫好きだけど、猫好きの人が集まったりイタフラ車好きが集まったりするカフェがやりたいな! 雑貨屋兼、車屋!車も雑貨の一部みたいなスタイルでカフェができたら楽しいだろうな~!

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ガッティーナ

0466-33-1122

営業時間:10:00-18:00
定休日:水曜・木曜・イベント日

神奈川県藤沢市辻堂太平台2-1-1 フジビュー太平台1F

http://www.gattina.net/