車の匠 No.237 エルベ・オートモビル/千葉県柏市/鈴木篤

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Elbe Automobile

ATSUSHI SUZUKI

エルベ・オートモビル

鈴木篤

鈴木代表はストイックでありながら、肩の力を入れることなくスマートに生きている。 短距離と長距離それぞれの走り方があるように、鈴木代表もお客様の走り方にあわせて並走をしてくれる。 小さな頃からの車好きは大人になるとこんな素敵な大人になるのだと見せてくれた。 お客様に寄り添い並走する鈴木代表の優しい横顔がとても眩しい。

取材:サイバーブレーン朝妻

ずっとフェラーリが私の夢でもあり憧れの車だったんですよ

起業から何年目をお迎えですか?

今の場所では23年、その前は違う場所で5年仕事をしていたから、あわせて28年になります。 それより前の1982年からディーラーに勤めていたので、車業界での仕事の長さを考えると36年ですね。

始めから輸入車関連の仕事が中心だったのですか?

そうですね。 自動車整備の学校に通っていたのですが、進路相談の時期になった時にどうしても輸入車の整備ができるところに行きたくて、当時輸入車の正規代理店が5社あったうちの一つに入りました。 30歳を迎えるまではディーラーのメカニックをしていました。

なぜメカニックの道を選ばれたのか伺っても良いですか?

そうですね(笑) 16歳になってからはバイクをいじり始めて、エンジンをバラバラにしてカムを代えたりポートを研磨したりしていました。 ノーマルの状態では満足できなかったんですよ。 アルバイトをしながらお金が溜まったらバイクの費用にあてていましたね。 車の免許を取って初めて買ったのはブルーバードの510でした。 始めて買った輸入車がクーパー。好きで3台も乗り換えたんです。 どの車もたくさん手をかけました。なんだか懐かしいな(笑)

エルベオートを立ち上げられたきっかけは?

きっかけがあったわけではなく、30歳になったら自分の工場を始めようって決めていたんですよ。 遅くに始めるより若いうちに始めた方が良いとは考えていたので、経験も積んで30歳くらいがちょうど良い頃だと思っていました。 87年~89年にドイツ車の関係から度々おとずれてたドイツ-ハンブルグ、その町を流れてた川エルベ川がありその年ドイツが東西統合され翌年90年に会社を設立する際、自分の出発点と思い、川の名前を社名に独立しました。

工場を立ち上げられて大変だなと思う事はありましたか?

最初は一人でスタートして、何年経った頃に社員2〜3人がここで仕事をするようになりました。 私自身メカニック上がりなので、経営とかマネジメントを経験したことが無かったのが最初の課題でしたよ。

初めからハイエンドなイタリア車やフランス車専門の整備工場をやろうと思われていたのですか?

意図的にそうしたわけではなかったんです。 工場を始めた頃は周りにフェラーリやランボルギーニに乗っている人があまりいなかったんですけど、ずっとフェラーリが私の夢でもあり憧れの車だったんですよ。 近所にフェラーリやランボルギーニを扱うショップがあって、そこの代表は昔から知り合いだったんですけど「ウチの車もメンテナンスしてくれないか?」とお声がけを頂くようになったんです。 そうしたら業者だけでなく、個人のお客様からもフェラーリの修理依頼が増えてくるようになりました。 ありがたいことに、業者さんやお客様の口コミで広がったのが特化する最初のきっかけになったのではないでしょうか。

スーパーカーというジャンルだと修理やメンテナンスが大変そうというイメージなのですが・・・

スーパーカーだとお客様は毎日乗るような車にしないんですよ。 何台か持っているうちの1台っていうのが普通。 だから一度お預かりして、故障個所の特定をして見積もりや納期の日程調整をある程度お任せいただいているんです。 メンテナンス自体は大変なこともありますよ! そんな中でもお客様に納期の日程などは任せていただけるので、普通よりはやりやすいんじゃないかな。

着実に夢に近づかれていったのですね!

当時の時代の流れもあったのでないでしょうか。 お仕事で成功されている方が国産車から輸入車に乗り始めた時期でもありましたからね。 それに合わせて一般の修理工場も一般的なメルセデスやBMWも扱うようになってきたんです。 逆に弊社はメルセデスやBMWではなく、フェラーリやランボルギーニをメンテナンスし続けていたので、専門性に特化していけたと思います。

現在の課題はありますか?

課題と呼べるかどうかわかりませんけど・・・ 2000年くらいからコンピューター制御の車が増えたので、自分でもテスターを持っていたのですが、毎年のように変わるので大変なんですよ! 最後に買ったテスターが400万円です。 並行輸入よりもディーラー車が増えてきて「メンテナンスもディーラーで」という方が増えていると思うので、ディーラーさんと上手くお付き合いをするようになりました。 反面、ディーラーさんから扱っていないビンテージのフェラーリのメンテナンス依頼が増えて「アルファロメオやマセラティのメンテナンスもできませんか?」と逆にお声がけいただく事もあるんですよ。 最近だと英国車の依頼が半分くらいになってきましたね。

車のメンテナンス以外に取り組まれていることはありますか?

秋は「ラフェスタミッレミリア」という明治神宮からスタートするラリーにお客様のサポートで行ったりしていますよ。 春は「プリマベーラ」という名古屋からスタートするラリーでお客様のサポートをしています。 後は海外イベントへの参加サポートなんかもしています。

お客様の層について伺っても良いですか?

私が30年近くこの仕事をしていますからね、大先輩にあたるお客様もいらっしゃいますよ。今1番元気なのは40代〜50代のお客様です。 40代で成功している方も多いので、こういった珍しい車に乗られることでそれも何かしらの仕事に繋がっているという話を伺う時もあります。 50代のお客様は落ち着かれている印象で、子育ても終わったから趣味に時間をかけたいというお客様がお見えになられることが多いですね。

お客様への対応やサービスで大切にされている事はありますか?

私自身がメカニックをしているので「どのくらいの期間で修理ができるな」「この部品はいくらくらいだな」ってわかるんです。 だから売り上げよりも仕事の中身を重視している分、余計にかかる修理コストは少ないんじゃないかな? とはいえ古いフェラーリやランボルギーニの部品ともなれば部品自体が高額な場合もありますよ! それでもその車と一緒にいたいと思ってくださるお客様がいるのだから、私は仕事でお応えするだけです。

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