車の匠 No.255 株式会社5センス/東京都足立区/水上拓

車の匠は全国の中古車のプロをインタビューでご紹介しているサイトです

車の匠トップページ 

5sense

TAKU MIZUKAMI

株式会社5センス

水上拓

水上代表はあまり中古車販売店らしくない。それは悪い意味ではないのだ。 どちらかというとアイデアマンでもあり、ビジネスマンであり、車の愛好家。 だからこそ持っている視点や考え方は、顧客の意向に沿える。 5センスに行くとそんな愛好家の視点で手掛けたオシャレで少し肩の力の抜ける車に出会えるだろう。

取材:サイバーブレーン朝妻

どういう話があってこの車を買ったかってすごく重要だと思っています。

車業界で何年くらいお仕事をされているのですか?

異業種からの転身なんですよ。石を仕入れる仕事をしていたんです。 15年くらい前に車屋になったんですよ。 起業したのは7年前なんですけど、起業前は社長じゃなくて仲間と元々この場所で車を販売していたんですよ。

石の仕入れとは珍しいお仕事ですね!

父親の仕事の兼ね合いもあって中国の大学に行ってたんですけど、その時期天安門事件があって一度日本に戻ったりしていたんです。 中国の会社と一緒にできる仕事を探していた時にちょうど外材の仕事があって、たまたま就職したのが石の仕入れだったって感じです。

激動の時代にいらっしゃったんですね!中国ではなにか影響を受けましたか?

最初は言葉も分からない状態でしたよ。学生運動は盛んだし、授業は英語だし、わからないことだらけ(笑) 影響と言えるかどうかわからないけど、行って飛び込んでしまえば何とかなるもんだな!って思いました。 外材業界で石の取り扱いから車業界ってずいぶん違う事を始めたと思うかもしれないけど、どこでも入ってしまえばできるようになるんですよ! 本人のやる気さえあればね(笑)

車の仕事はもう15年になるとうかがいましたが、今はわりとクラッシックよりのベンツのラインナップを揃えられていますね!

そうですね。 がっちりクラッシックではないと思いますが35年前〜45年くらい前のベンツになってくると、今のタイプとはずいぶん違いますね。 でも僕からするとほんの少し古いだけという感覚なんですよ。

この車種に絞ろうと思ったきっかけは?

元々仲間とやっていた車種というのもあるし、亡くなった父が乗っていた車種という事もあるんですよ。 昔はディーゼルでしたけどね。 父が気に入って乗っていて、子供の時に乗って出かけて楽しかったのが凄く記憶に残っています。 あとは・・・う〜ん・・・コレしかできないんだよね(笑)

在庫台数はどのくらい保有されていますか?

10台くらいじゃないかな?この場所と専用の駐車場に少しあるくらいだよ。 それ以上は置かない。 外にあるのはお客さまの。 10年以上一緒に古いベンツをメンテナンスしている仲間が5センスの提携工場になってくれているので、そこに入庫されます。

在庫が凄くキレイなので仕入れから販売までにかなり手をかけていらっしゃるように見えます!

普通じゃないかな?大体3か月くらいはどこの車屋さんでもかかるとかかると思うよ。 ちょっと古い車だから、外だけきれいにしても走らないんだよね。 僕も整備士免許はあるのでぱっと見でわかるものは僕が交換するけど、大掛かりなものは提携工場でやってもらっています。 2ndの車というよりメインユーズの車というお客さまが多いのでそこはきちっと仕上げておきたいんです。

お客様の層について伺っても良いですか?

不思議なんですけど、女性のお客さまが多いんですよ。 なんだか女性に言って良い言葉かどうかわからないんですけど「かっこいい!」 そういうお客さまはクリエイティブな仕事をしていたり、スタイリストさんをしていたり、センスが必要な仕事をしている方が多いですね。 女性のお客さまの方が下調べを念入りにされているからなのかもしれませんけど、決断が早い!

女性のお客様の方が多いのでしょうか?

そんなことはないですよ。やはり車なので男性の方の方が割合で言うなら多いと思います。 5センスに来てくださる男性のお客さまは乗り換えずに大事に乗ってくださる方が多いんですよ。 下取りで乗り換えると言われた方は2割くらい。 乗り換えてもやっぱりちょっと昔のベンツSLっていうね(笑) 昔からのお客さまも「直す方が金額かかります」って言ってもそれに乗りたいっておっしゃられるんです。 好きなんだな〜大切にしたいんだな〜って気持ちが伝わりますよ。愛着ってありますから。

水上代表の小さい時の思い出と感覚が近いのでは?

そうかもしれないね。 みなさん想いがあるんですよ。 アメ車とかもそうでしょう?その車と自分が乗っているイメージがあるんですよ。 違うと思う人はすぐ売っちゃうし、イメージがぴったりきた人は長く乗る。 長く乗るという事でその人の生活の一部になっていくじゃないですか、生活の一部として思い出が乗ると捨てられなくなるものなんじゃないかと思います。

程度の良さを考えると仕入れの数はかなり厳しそうですね!

専門店となると仕入れの厳しさってベンツに限らず出てくる問題だと思いますよ。 下取り以外は厳しいですよ。

水上代表のこだわりを教えてください。

車屋さんっぽくならない事! 僕は元々別の業界にいたからね。 昔の仕事だと通関でどれくらい日数かかるなって考えながら納期を伝えるようにしてるんだけど、メンテナンスだったら一度見せてもらって何日かかるって伝えるようにしてる。 車屋になってもそこだけはサラリーマンっぽいという(笑) うやむやにするのが嫌なんだよね。 さんざん修理はしたけどウチで買い取れませんとか言いたくないし。 どういう話があってこの車を買ったかってすごく重要だと思っています。

車にまつわるストーリーですね!

できればストーリーがある車のほうが良いんだよ。 商売でやっているとはいえ、商売だけじゃ続けられないんだよね。 車を買った時に家族構成がこうだったとか、どこによく遊びに行ったとか、そういうストーリーを引き継いだ方が次のお客さまも大切にしてくれるんです。 僕自身も仕上げに気持ちが入っちゃいますしね! 気持ちの入らない仕事って逆に難しいものなんじゃないかな?

これからやってみたい事はありますか?

もしイベントをやるなら他の車種の専門店さんとかとコラボしてみたいなって考えています。 100〜200万くらいでカジュアルに乗れる車種が集まるイベントならいいよね。 感性が似てるところ、ボルボとかワーゲンとかミニみたいな生活の一部になれる車種とのミーティングができるならやってみたいと思います。

株式会社5センスに相談してみよう

株式会社5センス

03-3889-5665

営業時間:10:00-20:00
定休日:不定休

東京都足立区中央本町4-2-1

http://5sense.org