車の匠 No.81 松原自動車株式会社/東京都世田谷区/松原学

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MATUBARA MOTORS

MANABU MATSUBARA

松原自動車株式会社

松原学

地元で長く愛される車屋さんとは松原自動車のような工場の事を言うのだろう。 細やかな対応と、お客様の安全を考えたメンテナンス~車検の流れを提案するスタイルは、世代交代をした松原代表のこだわりでもある。 車を買う時も、買った後も松原自動車に任せておけば、安心のカーライフになる事間違いなし!

取材:サイバーブレーン朝妻

「整備記録をしっかり見て、ヒアリングをきっちりする事ですね。」

現在の松原自動車に至る歩みを教えてください。

昭和36年からこの場所でやっています。 父の代から世代交代をしたのが一昨年ですね。

世代交代するまで別の会社でお仕事をされていたのですか?

そうですね。僕は国産自動車メーカーのアジア事業部で部品の輸出をしていて、当時はタイの部門で仕事をしていました。 昔の会社は「旅をさせる」という社風があったので、僕は新人ながらタイに長期出張したんです。 出張する前に上席が「今日夜時間ある?」と聞かれて飲みにつれて行ってもらったんですけど、その時にはその場所にタイのジョイントベンチャーの責任者がいるという(笑) そこまで何も聞かされていなかったのでびっくりしましたよ~!

サプライズ人事ですね!

翌日から他部門から「いつ打ち合わせします?」と言った電話がじゃんじゃん鳴って、いろんな人からの話を繋ぎ合わせると、やっとこれから自分がやる仕事が見えてきたんですよ。 でも、当時国産自動車メーカーの社員はそうやって出世していましたから、自分も仕事の評価を得るチャンスとポジティブにとらえ単身タイへ行きましたけど、本当に大変でした(笑) その後もサプライズで「タイからインドネシアに~」なんて話もきましたが、計画がなかなか進まず結局行かずじまいでしたね。

いつごろ松原自動車に戻られたのですか?

国産自動車メーカーで7年働いて、家業をサポートすべくして戻りました。 元々整備士の資格は持っていたんです。

自動車系の学校に行かれていたんですか?

いいえ。学生の時に整備振興会でやっていた夜間の講習会に通って、整備士3級は取得していたんですよ。 日産を退社後にすぐ整備士2級を取得しに行きました。

松原自動車に戻ってから始めた取り組みを教えてください。

自宅が店舗と工場のすぐ裏で、初めは認証工場だったのですが、建物の上が自社所有の賃貸で、賃貸も続けながら1階を改装して指定工場にしました。 認証工場だけだと、会社の存続を考えたら「認証工場だけじゃダメだ!」と思ったんですよね。

なぜ「認証工場だけじゃダメだ!」と思われたんですか?

リーマンショック前の話しで、弊社が輸入車ディーラーの外注先として仕事をしていたんです。 毎月相当額の売り上げがあがったのですが、その輸入車ディーラーが無くなり、そのディーラーから転職した人づてに仕事は来るものの、前と同じとはいきませんでした。 輸入車ディーラーの外注先として仕事をしていたので、輸入車の整備が得意ジャンルになった事は会社にとって良かった事だと思っていますし、輸入車ディーラーの整備記録簿に弊社の記載があるので、エンドユーザーさんが直接来られた事もあります。 だけど、売上が落ちた!さあ!どうしよう!となった時に「認証工場だけじゃダメだ!」と思ったんですよね。

一難あって「輸入車の整備が得意ジャンル」という松原自動車の強みになったんですね!

そうかもしれませんね(笑) あとは助けてもらった人が沢山いたので、人脈やお客様に支えられたのかもしれません。

そうするとやはりお客様も紹介のお客様が多いのですか?

昔は地元のお客様が多くて、地元のお客様にいかに来てもらうかという事が重要だったんです。 地元の方だと、郵便局の本局が隣りという場所柄、たまたま郵便局に来た時に工場がある事が分かったという方なんかもいらっしゃったりはするんですよ! それでも、このあたりはマンションも多くなって、地元でずっと住んでいるという人も少なくなってきたんです。 ホームページを作ったり広告を入れた時もありましたが、さほど効果も見られず、やはりお客様がお客様をご紹介くださいる事が多いのかもしれませんね。

ご紹介以外の新規のお客様対応で気を付けているポイントは?

整備記録をしっかり見て、ヒアリングをきっちりする事ですね。 たとえば、ユーザー車検を知らなくて「ガソリンスタンドにお願いした」というようなお客様にユーザー車検は整備が含まれて無い場合がある事をお伝えするようにしています。 何の整備も点検も無しに車検だけという無責任な事はしたくなんですよ。 見積もりの段階で無駄に多くの項目を追加して、高額な費用を請求することはしませんが、車って命乗せているものだから最低限の点検や整備って必要だと思っています。 その意向はお客様にお伝えして、納得頂いたお客様の車検をお受けするようにしていますね。

普段はどのようなヒアリングをして、どのようなアドバイスをされていますか?

お客様が何求めているかを伺う事がスタート。 最低限の金額で収めたいのか?2年間安心して乗りたいのか?この2つのどちらかだと思うんです。 見積もりを出して「この部分は交換した方が良いとは思いますが、現時点で交換しなくても○千キロは乗れます。普段の乗り方だとあと1年は乗れると思うので、1年後に交換してみては?」 といったようなかなり具体的なアドバイスをしていますね。

車検やメンテナンス以外に販売もされているんですか?

販売もしています。 新車が中心ですが、ご依頼があれば中古車も探しますよ。

現在のお客様の層は?

新規と既存のお客様の割合で言うなら8割くらいが既存のお客様でしょうか? 新規のお客様だと、2年後の車検時期には転勤などで引っ越してしまっていたり、というケースもありますからね。 だから、車検の時期になるとはがきでお知らせはするようにしています。 それでも何の連絡もないな~と思うと電話でご連絡するようにしていますね。 車検切れになってしまうとお客様が大変になってしまいますから。

最後に、始めて車を買う方へアドバイスをお願いします。

「飽きの来ない車を買う!本当に好きな車を買う!」 多少値の張る車なら、貯めて買う! このくらいでいいやと言って妥協してしまうと、安物買いの銭失いをしてしまうんですよ。 どうしても欲しい車が高根の花だとしたら、仮に手元に200万あって欲しい車が500万だとしますよ!そうしたら30万の車を買ってその他を貯めて、400万まで溜まったら、頭金100万を入れてローンを組んだら?ギリギリで買っても車を維持するのにお金かかるからね。手放しちゃ元も子もないでしょう? そういうのが販売店目線と言うより、僕目線というか、親心かな?! でも、必要に迫られて車を買うなら安価な車でも全然良いと思いますよ!

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