CAR HOUSE ATHLETE

JUN INABA

有限会社アスリート稲葉淳

ちょっとしたひらめき、真逆の発想、形にする実行力、全てが混ざり合って出来たリフトアップカスタムという新しいジャンルを築いた稲葉代表。 面白くて、可愛らしくて、使い勝手も良い軽自動車のカスタムに初めて出会いました。 そこに至るまでの苦労は取材では聞ききれないほどあったであろうと想像できるのに、それを笑い飛ばす稲葉代表の明るさがお客様にも愛されているところなのだろうと感じました。

リフトアップなので足が良く見える!美脚カスタムとでも言いましょうか(笑)

設立から何年目を迎えていらっしゃいますか?
10年目ですね。 元々中古車販売をしていたのですが、やっていた場所にビルが立つ事になりその会社を閉める事になったんです。 その時のスタッフはそれを機にみんな独立して、アスリートもその時に立ちあげました。
リフトアップカスタムを始めて見ましたが、なぜこのスタイルをやってみようと思われたのですか?
カスタムしている車=車高が低いのがカッコイイといったイメージってありませんでしたか? 最初は弊社もやりましたよ。 でもそれってどこの会社がやっても同じなのではないかと思い、逆の発想で上げてみようと思ったんです。 本州でリフトアップカスタムをしたのは弊社が最初なんです。
リフトアップカスタムのパーツは自社オリジナルで作られたのですか?
そうですね。協力店が北海道にあって、そこで作っています。 北海道の北見にあるショップと共同開発をしましたが、北海道発では宣伝してくれる出版社も業者もあまりないので、弊社の方で広告を出したり取材を受けたりするという流れを作ってスタートさせました。
スタート時はどの車種のリフトアップカスタムから始められましたか?
スズキのエブリィです。次にハスラーもやっています。 最初は型式で言うと64と呼ばれている、現行モデルより1つ前のモデルですね。 始めた時はダサダサでどうしようかと思ったんです(笑) それでも広告に載せたりしてみたんですけど、案の定反響が無かったんです。 それはそうですよね、今までの常識と真逆を行ったので反応として「これは何だろう???」になりますよね。 冷静に振り返ると「買ったものをつけただけ」の状態だったんですよ、何のアレンジもされていないから自分の満足度も薄かったんです。 そんな状態だとユーザーの満足度なんて薄いどころか得られませんよね!
認知されるまで時間もかかりましたよね?
そうですね。辞めようかと思った事もありましたよ! でも店舗のお客様もいましたし、このカスタムだけをメインにやっていたわけではないので、通常の車の販売もしなくてはいけませんし、お客様の依頼で車を探す事もしていましたから、あまり執着せずに趣味の延長線と思ってモチベーションを繋ぎとめましたね(笑)
ユーザーの反応が逆転したのはいつごろですか?
最初の失敗を教訓に色々試行錯誤しました。 どれくらいタイヤが見えていると良く見えるか、使いやすさは損なわないか、パーツをつけて外して、切って削って・・・ 通常営業の隙間の時間を見つけては、少しずつ少しずつやったと思います。 その蓄積の甲斐あって、今は爆発的にお問い合わせを全国から頂けていると思います。 そこまで2年かかりました。
全国からお問い合わせがあるという事は、新規のお客様方が多い感じですか?
新規のお客様の方が多いですね。 やはり新規のお客様だと、アフターも分かっている店舗の方が安心なのでしょうか、ありがたい事に半分以上は整備車検で弊社に戻ってきてくださっていますよ。 だから売りっぱなしにする事はありませんね。
軽自動車のドレスアップという所で新しいジャンルのひとつになったのですね!
所詮は軽自動車と思われている人もいらっしゃる中、本気のお客様もいらっしゃる事が分かりましたよ。 本体価格が安いので、カスタムに少し手をかけられると思ってもらえる事も一つの要因ではあると思います。 今では新車で買って新車価格の3割位かけていじるお客様も出てきましたね。
店舗にあるデモカーを売って欲しいというお客様はいらっしゃいませんか?
いらっしゃいますね。 実際に販売もするのですが、今お客様からのオーダーが多くて追いついていないのが現状です。 それでも隙間を見つけては、デモカーにしようと試作をして、制作過程をブログに載せていたら、すぐ予約が入ってしまうんです! 嬉しい悲鳴ってこの事ですね!
エアロパーツは全部オリジナルなのですか?
そうですよ。既製品は一つもないんです。エアロパーツもオリジナルなんですよ!
オリジナルエアロの特徴は?
リフトアップなので足が良く見える!美脚カスタムとでも言いましょうか(笑) 女性でいうならミニスカートの丈がどの辺だったら足がキレイに見えるかを、車でやっているイメージですね! 普通はバンパーを短くしちゃうって勇気がいるんですよ!切ったら戻せませんからね! でもこの大胆さでオリジナルのスタイルが出来上がったんじゃないかと思います。
今後やってみたい事はありますか?
自分自身も車をノーマルで乗りたいタイプではないので、いろいろカスタムしているんですけど、これだけ車種があると迷いますよね! 注文も頂いている分をお待たせするわけにいかないので、隙間でまた2弾3弾とカスタムをパワーアップして行きたいと思っています。 模索中の部分は大きいんですけど、面白いものを作りますよ!

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有限会社アスリート

045-929-1182

営業時間:10:30~20:00

定休日:不定休 (イベント開催日等)

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