設立何年目ですか?
マールオートサービスは設立14期目を迎えていますが、車業界自体は僕が24歳くらいからいるので・・・長い方ですよね(笑) でもね、新卒で入ったのはアパレル業界だったんです。
アパレルからなぜ車業界へ?
そのころモデルをやっていて、モデルの仲間がジャガーに乗っている姿を見た時に「かっこいい!!!コレ買わなきゃ!!!」と思ったことが最初のきっかけかな? それがアパレルに入社して2年目の時でしたね。 台湾、香港、中国あたりを回るような仕事をしていたんだけど、このままずっとこの仕事でいいのか考えていた時に、本社の前に輸入車の中古車販売店ができあがったんですよ! これが運命なのか!と思ってその輸入車販売店に転職をしたのが僕の車業界人生の始まりです。
その頃からジャガーを扱われていたのですか?
やっぱり最初はジャガーに惚れてこの業界に入ったのでジャガーが得意でしたよね。 それでも総合輸入中古車販売店ですから、そのうちベンツもフェラーリも魅力が分かって取り扱うようにはなったんですけど、またジャガーに戻っちゃうんですよね~! 惚れ込んだ車なので魅力をたっぷり伝えられますから(笑) そうすると、必然的に僕から車を買ってくれたお客様もだんだんジャガーのお客様ばっかりになっていっちゃうんですよ。
その蓄積でマールオートができあがったんですね!
お客様への対応の積み重ねもあると思いますが、起業するにあたって「プロショップじゃないと勝てない!」と思って立ち上げました。 立ち上げた時はもうそれなりに輸入車に対するスキルが身についていましたから、急に国産軽自動車にシフトチェンジするっていう考えも浮かばなかったですしね(笑) プロショップをやるならジャガー、販売店をなら輸入車とは思っていました。
東京のど真ん中、中央区でショップを作られたのには何か理由があるのでしょうか?
住まいが近いから(笑)というのもあるんだけど、国道1号のスタートも日本橋でしょう? 起業する時に自分が最初に買ったのはジャガーだから、ジャガーのプロショップにしよう!そのプロショップをスタートするなら国道がスタートした近くがいいなとは思っていたんです。 アクセスが良いのも利点として大きいよね。 「会社帰りにちょっと見たい」と言って下さるお客様も結構いらっしゃいますよ!
松山代表が感じるジャガーの魅力とは?
ジャガー自体ブランド力はあると思います。 ブランド力だけじゃなくて見た目も走りも魅力なんですけど、これって一度乗ってみてもらわないと体感できないんだよね! エンジンがどうとかこうとか細かい説明をするより、触ってもらうことが一番早いよ。 結構詳しく知っているんですけど、お客様から聞かれることも少ないんです。 僕もお客様もどちらかというと能書きよりもフィーリング(笑)
お客様の年齢層的には若い方が多いのですか?
どうでしょう?!僕と同じ40代から上の世代が多いかな。 みなさんジャガーだけ持っているというより2~3台持っている中の1台がジャガーという方が多いですよ。 お客様からのオーダーでジャガー以外に、アストンマーチンやベントレーも入れるようになりましたね。
御社の在庫車ラインナップを見ると輸入車の中でもジャガーを中心にイギリス車が多くありますね!
そうですね。僕が好きというより、お客様にイギリス車がお好きな方が多いからそうなったんじゃないかな? よく初めてご来社になるお客様にも聞かれるんですけど、決して僕のこだわりでイギリス色を濃くしている訳ではないんです。 プロショップでもあまりこだわりを押しつけるようなことはしたくないんですよね(笑)
現在課題に感じていることはありますか?
若い子が車に乗らないことより、若い子に夢を見せてあげられないことかな。 僕の世代って「あの車かっこいい~!絶対いつか乗ってやる~!」ってあったじゃない? 今の子ってそれがないんだよね。 僕がアストンマーチンで横浜の方に行った時も、若い子が「うわ~!凄い!」って言うんだけど「これって燃費悪いんでしょう?」って返ってくるの(笑) 堅実なのは良いことだけど、なんだかちょっと夢が見られないよね。 この仕事を通じて「若い子でも輸入車に乗れるんだよ!」って夢がちょっとでも見せてあげられたらいいなと思っています。