ガレージ51山田 聡

車業界には30年近くいます。起業してからは13年です。最初は青森から出てきて湖西でスズキの車の組み立てをしました。次にお菓子のライン工場に入りましたが、自分の性格に合わなかったんでしょうね、そこの契約が終わってから、市川でダンプの運転手をしました。その後、友人がジーンズの加工会社を作ったので手伝ってほしいと誘われてジーンズのダメージ加工とかをしていました。それから車の輸入販売する前の会社に入りました。もう最後の就職先だろうと思って入った輸入車販売の会社が無くなったのが、私が40歳を過ぎたころでした。これから別の仕事を0スタートするよりも、自分には車の仕事しかないと思ったので、ガレージファイブワンを設立しました。今は仲間6人が集まって、ここを拠点に各自の業務をしていますよ。

100％既存顧客といっても良いくらいです。 飛び込みは近所の人がふらりと来るのが年に何人か来るくらいです。

既存顧客の皆様に年賀状は毎年お送りしています。車検や点検のお知らせは電話でしています。
今はラインとかでお客様とやり取りする所もあると聞くんですが、自分のお客様の年代は直接電話をかけてお話させてもらう方が楽なんですよ。アナログなんですけどね。いつもお客様と長電話しちゃうんですよ。全然車とは無関係の話ばかりしています、お客様の会社の従業員を探しているとか、ほんとに世間話ばかり。

お客様の話にとことんお付き合いするコミュニケーション能力でしょうか。だから、お客様の買い替えの時期なんかもご提案したり、希望の車種なんかを話の中で伺う事もあったりするんですよ。

オークション中心です。お客様にが欲しい車がオークションにない時は、媒体なんかも見て業販をお願いしたりもしますよ。その車が業販NGの時はお客様に正直に伝えて、別の会社を紹介する事もあります。でも100％「山田さんに任せるよ」と言ってくださるので、私が探してくるんですけどね（笑）

注文販売がメインです。沢山敷地内に車を置いていますが、これはほとんどお客様の為に用意している代車です。敷地に売り物を並べる商売はしていないんですよ。ホームページもわりと放置気味です（笑）新規のお客様も作っていかなければいけないとは思っているんですけどね、年齢層も上がっていますからね。特に広告を出すことはしていないので、新規のお客様も口コミだけですね。輸入車販売の営業は顧客が会社につくというより、営業マンについている事がほとんど、私の今のお客様も、ほとんどが前職の時からお付き合いさせてもらっているお客様ばかりです。だからこそ、お客様とのコミュニケーションは大事にしています。とはいえ、堅苦しいのが嫌いというお客様が多いので、フランクにお付き合いはさせてもらっています。

リムジンを輸入している知人がいるので、陸揚げして通関通してから日本の車検の規格にあうように車をいじったりしています

ネットの力は大きいと思います。前ならタイヤ交換もお任せだったけど、ネットでタイヤを探したら安いものをみつかられたんでしょうね？「そっちにタイヤ送るから付け替えておいて欲しい」と言ったご要望も出るようになってきました。お客様からの紹介でお付き合いの始った新規のお客様なので、キチンとお受けしています。既存のお客様はほとんど「山田さんタイヤよろしく～」なんですけどね。

少子化とシェアリングがキーワードですよね。「Uber」（一般人が自家用車を使って他人を運ぶ仕組み）みたいなのが日本でも流行るのかな？とは思っています。今若い人が車持たないし、相乗りして移動が安価になるなら仲間内で考えたりするんじゃないかと思っています。今はセキュリティーを考慮して一般的には広まっていないのが現実ですけどね。レンタカーも最初は新車じゃなきゃダメだったものが、中古車でも出来るようになったり、規制緩和って色々されているじゃないですか。
「Uber」に関してもセキュリティーを含む条件が整った時は、車の需要ってまた違う面で出てくるとは思うんですよ。弊社の代車の活用を考えたりすると、そこは今注目していますね。

代車が愛車です！ 遠出するときはボルボ、地元は軽自動車。 代車が出払った時は、青森の伝統文化の青森ねぶたの太鼓をやっているので、太鼓を乗せている車を使っています。

車は店や物をみて買うのではなく、人を見てから買った方が良いですよ。中古車業界自体あまり良いイメージが無いとは聞きますが、沢山人に会って、自分と合う人って必ずいるはずなんです。私のお客様から紹介された、新規のお客様が持ってこられたお話で「ちょっと話がちがうんじゃないですかね～？」なんてアドバイスしたこともあるので・・・車は性能が上がってそんなに壊れないんですよ。最終的に悩んだら私に一度相談してみてください！