T-WORKS

TANAKA SUNAO

株式会社 田中(T-WORKS)田中淳

声優のような素敵な声のトーンで、軽快なテンポのお話をされる田中代表。 大好きなヴァナゴンの話になると目をキラキラさせて、大切なお客様の話になると代表としての責任感も見え、なおかつ遊び心とアイデアが満載のエネルギッシュな方でした。 店舗スタッフの対応もさわやかで、T-WORKSの接客、車両の品質、どこをとってもハイクオリティーだと感じました。 ヴァナゴンの事なら絶対T-WORKSです!!!

「ヴァナゴンの事なら絶対任せて!」と自信を持って言えるようになりました!」

起業までの経緯を教えてください。
おかげさまで40周年を迎えました。 横浜の中でも、これだけ長く輸入車販売している所はそんなにないと思いますよ。 父と一緒に立ち上げて、13年くらい前に世代交代で代表取締役になりました。 当初は鎌倉にもお店があって、結構出資して3階建ての建物を作って鈑金工場も兼任して、そこをヴァナゴン専門店として全国展開しておりました。 僕が、お宝ヴァナゴンを仕入れをして、弟が販売というスタイルでやっていたんです。 鎌倉でヴァナゴン屋としてT-WORKSを知らない人はいなかかったと思いますよ。
販売スタイルを教えてください。
輸入車がメインなんですけど、ヴァナゴンをずっと扱っていたので、ヴァナゴンが得意な輸入車屋さんですね!(笑) ヴァナゴンは「壊れないってことはないですよ!」と念押しして販売しています!(笑) それでも欲しいって言わせるだけの魅力がヴァナゴンにあるんでしょうし、お客様もそれに気づいています。 他のメーカーのことも大手の販売店の力持ちさんには敵いませんからね、今はヴァナゴン専門店というわけではないけれど、他があまりやっていない車が得意という所で特色を出していますね。 ヴァナゴン専門店とうたってしまうと、程度が良くても悪くても仕入れなきゃいけないでしょ? 僕はそれが嫌なんです。 程度の良い物しか仕入れたくないし、売りたくないです。 だからヴァナゴンが得意な輸入車屋さんっていう販売のスタイルが位置づけです。
仕入れはどうされていますか?
メルセデスはオークションで仕入れる事がおおいんですけど、ヴァナゴンに関しては個人買い取りですよ。 いいヴァナゴンがあれば、日本全国どこでも買い取りに行きます。 日本にも程度の良いヴァナゴンが少なくなってきたので、自分たちでオーバーホールして、内装も全部張り替えて作り直すヴァナゴンを手掛けたりもしています。 T-WORKSで作るヴァナゴンには遊び心満載にしています。 ヴァナゴンの車高を上げたりライトを変えたりしてして、外見は思いっきり四駆なのに2WDというクロスヴァナゴンを作っちゃいました! ちなみに非売品です(笑)デモカーにしていますね。(もちろん販売用にも制作しております)
WEB活用はされていますか?
最初は全然広告とかもやっていなくて「スターボード 気まぐれギャラリー」という鎌倉七里ガ浜の正面の波を朝昼晩にアップしているサイトがあって、そこに自社ホームページのバナーを張ったんですよ。 スポーツメーカーとか色々張ってあるけど、車屋さんはT-WORKSだけ! そこからT-WORKSが広がって、その後に日本全国にヴァナゴンの事ならT-WORKSみたいに広がっていったんですよ。 ヴァナゴンを売りたい人も、買いたい人も僕に連絡をくれるようになりました。うれしい限りで感謝してます。 驚いたのは世界中の人がT-WORKSのホームページを見ているんですよ。 カリフォルニアでホームページを見てくださったお客様が、来年日本に帰るからT-WORKSでヴァナゴンを買うよ!と言ってくださって、本当次の年にご来店くださったりしたんです! そのほかGooとかカーセンサーもやっていますよ!
ホームページも充実されていますね!
そうなんです。 T-WORKSで車を買っていないかたも、僕の車両コメントが楽しみで見てくださっているんですよ。 車屋らしくないコメントばかりしています(笑) だからホームページを見た方が僕の人間像ができているんでしょうね。 僕は初めてお会いするお客様でも、初めてあった感じがしないという方がほとんどです! 「ホームページをいつも見てますよ~!」が第一声のお客様がいらっしゃるので、本当に気軽にご来店いただけています。 普通はブログでやるような事を車両コメントでやっているんです。 好きな車のコメントなら沢山かけるんですけど、そうでもない車はそれなり。 そんなところもお客様にはウケてますね。 そういった意味でもWEB活用は大切だと思っています。おかげで老眼が進みました。
なぜヴァナゴンが得意になったんですか?
最初は僕もサーフボードを室内にを入れられる車が欲しくて、色々考えて買ったのがヴァナゴンだったんです。 今から30年くらい前で、僕が20代の時ですね。 大好きで乗り始めたのがきっかけでヴァナゴンの目利きができるようになっていきました。 全国のヴァナゴンファンの人も、ヴァナゴンを手離すときに価値が良く分からないって車屋さんには売りたくないみたいで、僕に連絡をくださって直接お客様に会って、購入時から手離すまでのできる限りのストーリーを聞きます。ストーリー付きのヴァナゴンは大好きです。 だから僕もお客様に「ヴァナゴンの事なら絶対任せて!」と自信を持って言えるようになりました! でも、ヴァナゴンは壊れるの前提だから、それを知って良いコンディションに戻してから販売するお店で買わなきゃダメ! 安かろう悪かろうだからね。 せめて程度の良いものを買ってほしいからT-WORKSで扱っているんですよ。 あくまでも自称ですが「全日本ヴァナゴン再生会理事長」と思ってます。
愛車はやはりヴァナゴンですか?
もちろんずっと乗ってはいるけど、ヴァナゴンはセカンドカーだよ。 ボクはケチなので燃料費の安いベンツのディーセルワゴンがメインカーになっているかな?
サーフィンをされていたと伺いましたが、今もやっていらっしゃるんですか?
そうですね。 すっと波乗りしていて良かったと思いますよ。 若い時は海に入っていると「田中さん10万の車ない?」なんて聞かれていたんですけど、波乗りを楽しむ人が大人になったのか、出世したのか、「300万円くらいのベンツない?」と聞かれるようになりました(笑) 波乗りは、入場料のかからない、だれでも出来るスポーツです。長く続けることが最大のむずかしい事です。
新規と既存のお客様どちらが多いですか?
半々くらいです。 会社を立ち上げた当時はヤナセの販売協力店になっていたので、メルセデス、フォルクスワーゲン、アウディの新車を年間120台売っていた時もあったんです。 そういうお客様もご年配になられますからね。 でも変わったことしてるから、年齢層は幅ひろく20代~60代です。 共通して言えるのはサーファーが多いですね。
これから車を買う方へアドバイスをお願いします。
一番最初に買うなら壊れる前提の車を買った方がいいですよ! 変にお金のかからない車を買うより、車ってお金かかる事を身をもって知っていた方がいいんですよ。 とはいえ、今の国産は壊れないがスタンダードになっていますけどね(笑) ヴァナゴン、特にT-3をお求めになる方へ。 基本的に20年以上前のVWが空冷エンジンから水冷エンジンに変わる時期のある程度未完成なエンジンが載っています。 修理は「壊れる」のではなく「消耗」なのです。十分に理解がないと販売できかねます。 T-Worksでは、お客様と十分なコミュニケーションをとってからヴァナゴンを販売いたします。

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株式会社 田中(T-WORKS)

045-831-2310

営業時間:平日・土曜9:30~19:30、日曜・祭日10:00~19:30

定休日:水曜日

神奈川県横浜市磯子区洋光台6-19-2

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