X ROW DEEPS

KAZUMI SARUYAMA

エックスローディープス猿山佳美

自社を「ブランドショップではなくセレクトショップでありたい」と話していた猿山さん。 小柄な女性なのに大きなアメ車を運転する様子と、常にアメ車の流行、カスタムの流行へアンテナを張り、お客様の相談にのる姿に「かわいらしくてストイックな頼れる姉御肌!」を感じました。 人と同じアメ車じゃイヤだ!という方には絶対オススメしたい店舗です!

「お客様の好みやセンスを見極めて、1台1台お客様と一緒に作りたいと思っています」

これまでの歩みを教えてください
元々は違う会社でずっと修行していたんです。都内でアメ車を扱う会社でした。 エックスローディープスを立ち上げるにあたって、スターティングメンバーとして声がかかり、幡ヶ谷に店舗をかまえて3年が経ちましたね。 でも、スタッフはアメ車に特化した仕事を20年以上やっているスタッフもいるんですよ(笑) まさにうちの匠です!
個性的で面白い在庫をそろえていらっしゃいますね!
そうですね。 都心でショールームを構えると在庫が沢山おけないので、別の所に置いてはいますが、日本ではなかなか見かけないようなアメ車が多いと思います。 カマロ、チャージャー等も在庫として保有しています。 比較的高年式でも、ディーラー車、新車並行といった程度の良い物を仕入れる用にはしていますね。
仕入れはどうされていらっしゃいますか?
オークションでアメ車が出品される事は少ないんですよ! アメリカの方にコネクションがあるのでそこから新車を自社輸入するか、昔から何度もリピートしてくださるお客様がいるので、お客様の乗り換えのタイミングの下取りが入ってくるというパターンですね。 「次はアメ車に乗らないけど、せめてアメ車の価値を知っている所に下取りを~」と考えて来て下さる方もいらっしゃるので、そういった方の下取り相談を受ける事もあります。
そうすると既存のお客様の方が割合として多いのでしょうか?
そんなことないんです。 割合的には半々くらいですね。 ホームページもSNSもカーセンサーにも雑誌にも広告を出したりしているので、新規のお客様もお問い合わせをくださるんですよ。 新規のお客様は広告から来る方が多く、既存のお客様は弊社の事を良く御存じなので、仕入れた車というよりオーダーをかけてくださっています。 あとは、お客様からのご紹介が多いですね!
なかなか日本では見かけないような珍しい車だと、お問い合わせも全国から来ているのでしょうか?
ありがたい事に北海道から沖縄まで納車実績ができました。 本当に特殊な車だったりすると、アメリカに何かしらのコネクションがないと見つけて輸入するまで難しいと思います。 そこが弊社の一番得意分野であり、強みでもありますね!
遠方のお客様もいらっしゃると車検や整備、修理の対応をどうされているのか気になります。
こういったジャンルの車がお好きな方は、地元でアメ車の整備修理が出来る所を見つけている事がほとんどなんです。 お客様の地元の整備工場さんと連携して、弊社からパーツをお送りしたり「この部分は重点的に確認してください!」とお願いしたり、不明点があれば工場からこちらに連絡頂き、修理のアドアイスなんかもしています。 お客様がアメ車の修理が出来るような工場をご存じない場合は、弊社からご紹介もしていますので、お客様が安心して頂けるようなベース作りはするようにしていますね。
近隣のお客様が修理や整備で来られた時はどうされていますか?
自社工場ではありませんが、私もスタッフもアメ車業界歴が長いので、信頼できる提携工場と連携しています。 太いパイプでつながった提携工場で対応はするようにしているので、修理ならココ!板金ならココ!カスタムならココ!オーディオならここ!といった感じで依頼はかけています。
なるほど!それなら買った後も安心ですし、自分好みのカスタマイズも楽しめますね!
そうですね。 アメ車のカスタムを希望される方が物凄く多いので、私の携帯鳴りっぱなしなんですよ~(笑) 最近だとラインで連絡をする事が多いので、デスクで携帯をず~っと触っているとサボっていると思われちゃうので「サボってないよ!お客さんに返信しているの!」って言ってたりします(笑)
カスタムの相談で一番多いのはどのような内容ですか?
ホイルの変更とエアロキットの取り付けですね。 やはり、アメ車にもトレンドがあるのでそういった相談を受けるのが多いんですよ。
カスタムのトレンドですか?
カスタムになるとファッションに近いセンスも問われるので、勉強のため年に1~2回はアメリカに行きます。 現地でホイルの現物を確認して「良いな」と思ったものを仕入れたり、カタログを店舗においてカスタム希望のお客様にご紹介したりしていますね。 カスタム時代は突然ガラッと変わるものではないと思いますが、徐々に変わっていくので「次はこんな感じかな?」と見極めなきゃお客様からご相談もうけられないですよね~!
ずっと勉強し続けていなくてはいけないのも大変ですよね?
たしかにそうかもしれないですね(笑) でも、それが楽しいから続けていられるでしょうね! 勉強したり、情報を仕入れてくる仕事より、最近はLAまでの飛行機の時間が耐えられなくなってきました(笑)
カタログが沢山ありますが、何かの代理店にはなっていらっしゃるのですか?
アメリカで流行ったホイルが出ると日本でも代理店が出来たりしますが、代理店になってしまうと、他のメーカーの物を扱えなくなってしまうので、今のところ代理店にはなっていません。 洋服で例えるならブランドショップではなく、セレクトショップなんですよね! お客様の好みやセンスを見極めて、1台1台お客様と一緒に作りたいと思っています。
エックスローディープスプロデュースのカスタムの特徴は?
下品にするのが好きではないんです。 お客様からとんでもない要望があったとしても「ちょっと行きすぎ」と伝えてストップをかける事はあります。 カスタムの相談をしていくうちにお客様との距離が縮んでいくので、出来上がる頃には凄く良い関係性になっている事が多いんですよ!
カスタム事例がSNSにも沢山載っていましたね。
最近フェイスブックはちょっと日にち空いてしまっていますけど(笑)でも出来るだけやるようにはしています! おかげさまでフォロワー数は順調に増えてきてはいますね。 広告費をかけるより情報発信をマメにするようにしていますよ。 これからはインスタに流れがくると思うので、インスタの見せ方、使い方は今研究中です!
お客様対応で心がけていらっしゃる事は?
ご主人さまの車を修理で引き取りとかになると、昼間にいらっしゃらない時もあるじゃないですか? スムーズに引き取りや受け渡しをする時に奥さまとやり取りをするようになったりするので、そこでLINE交換をさせてもらった事をきっかけに仲良くして頂いたりするんですよ。 夜中だったとしても、対応可能な限りお客様のご都合に合わせて動いているので、そこじゃないですかね? 特に変わった事や、必ず○○をします!みたいな決まり事は何もないんです。 細かい事かもしれませんが、ちょっとしたきっかけで繋がるご縁を大切にしていますね! かなりLINEを活用しているので、仕事だけじゃなく遊びのお誘いも含み、鳴りっぱなしの日もありますけど(笑)ありがたい話ですよ!
これからエックスローディープスさんの目指す所は?
顧客の年齢層が30代~40代が中心なので、皆さん大人なんですよ! 既存のお客様の趣味や遊びを知る中で、マリンジェットをこれから始めようと思ったんです。 それでもうジェットの免許も取ったんですけど、そういった大人の遊びに車を混ぜて提案できるようになっていきたいですね!

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エックスローディープス

03-5365-1777

営業時間:火~土曜 11:00~19:00

定休日:月曜日

東京都渋谷区幡ヶ谷1-2-8

https://www.x-row-deeps.com/