車の匠 No.274 マルゼンモーターエンジニアリング/東京都多摩市/丸山茂雄

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MARUZEN MOTOR ENGINEERING

SHIGEO
MARUYAMA

マルゼンモーターエンジニアリング

丸山茂雄

丸山代表は、人に対しても車に対しても、とても慈愛に満ち溢れた人物だった。
お客様をがっかりさせたくない、絶対に笑顔にして帰したい。
その思いはインタビューを通しても十分に感じられた。
幼少期から機械を触っていたこともあり、エンジニアとしての技術力は勿論の事、探しても足りないパーツ類は全て工場で作ってしまうという。
お客様と車と、常に謙虚な心で真摯に向き合い続ける丸山代表。
そんな整備業界のパイオニアとも言える丸山代表の語る思いには、お客様と車への確かな愛情があった。

取材:サイバーブレーン金澤

がっかりした顔を見たくなくてさ、絶対笑顔にして喜ばせて帰してあげたいんだよね。それが私のモットーだから。

マルゼンモーターエンジニアリングを立ち上げてから、どれぐらいになりますか。

平成4年ぐらいからやってたので、お店自体は26年ぐらいになるかな?その前から、仕事はずっと車関係しかやってなかったけどね(笑)杉並のほうで、兄弟でディーラーをやってたんですよ。昭和40年頃だったかな。

以前はディーラーを経営されていたんですね。小さいころから機械が好きだったんですか?

そうそう。だんだんとみんな歳になったからそろそろ...と思って、ここを立ち上げたんだよね。その時、父が「マルゼン」って名前を他の商売で使ってたんで、引き継ごうって。私は10歳ぐらいから機械をいじっててさ、その頃は車は高級品だったからオートバイとかね。小学校3年生ぐらいの時は自分で自転車をバラして組み立てたりとか、色々やってたよ。兄がスーパーカブを分解してる姿をみて、自分で真似てみたりしたりね(笑)

立ち上げから旧車や輸入車をメインに受け入れていたのですか。

何故旧車や輸入車をメインにしたかっていうと、その頃はね...新たに他の地域で店を開いて国産車をメインにやっちゃうと、周りのお店とバッティングしてトラブルの原因になっちゃうんですよね。トラブルも、内容は色々あるけどね。後は、ここは団地で開発された土地だからね。引越してきた人は、喜んで受け入れてあげてたよ。元々住んでる人は「お世話になってるお店に行ってあげなさい」って。外車をやり始めたキッカケっていうのも、横浜のほうでアメ車をやってる人がいてさ。その人がストッカーレースをやってたわけ。それで色々手伝うようになってね。手伝ってばかりじゃなと思い始めてね、自分でも受け入れようって思った訳さ。

お客様の比率的には業者様と一般の方ですと、どれぐらいですか?

業者はね、やってるのは2件しかないよ。だから、殆どが一般の方だよ。定着してくれてる人も勿論居るし、紹介で新たに来てくれる人もいますよ。お付き合いは、近郊の方とが多いかな。一番遠いのは、このミゼット持ってきてくれたお客さんかな。

かなり年式の高い車両だと思いますが、そちらの修理も?

わざわざ持ってきてくれたからさ、本当に乗りたいんだろうなと思ってさ。話を聞いてみると、元々お父さんが乗ってたみたいでね。「自分が引き継いだからどうしても動かしたいんだ」って。じゃあ、「分かりました、やりましょう」って。3~4カ月以上かかっちゃうけどねって。私が店をやった当初は、アメ車とかは乗ってる人が多くて。部品とかが豊富で頼めば翌日に来たりして、直してあげたりしてたよ。それに古い車は、ちょっと乗ればどこが悪いか大体分かっちゃうからね。

部品がない場合などがあると思いますが、その場合は自ら部品をも作製しまうのですか?

うん、うちで作るの(笑)フライス盤から、なにからなにまでうちにはあるから、部品も作っちゃう。外注に出しても、思うように作ってくれないんだよね...設計図がいるとか色々な事情で。それだったらさ、もう自分で作っちゃったほうが早いなって思ってね。多少時間がかかっても、自分たちでパーツを作ってさ、それで笑顔で帰ってもらいたいからね。あるものは全力で探すんだけど、どうしてもないものはしょうがないよね、自分で作るしかない。沢山の車を整備してるとさ、色んな部品の構造が頭にインプットされてきてさ。設計図が頭の中にある、みたいな感じね(笑)

  

お話を伺っていて、お客様が定着するのは丸山代表のお人柄や、確かな技術力があるからだと思いますね。

人柄っていうよりか、自分が本当にこの仕事が好きだからね(笑)困っている人がいたら、放っておけないんだよね。がっかりした人の顔を見たくなくて、ニコニコさせて帰してあげたい!!って思っててさ。後はね、あまり儲けすぎずに、常に謙虚にさ。自分で出来そうな部分の修理の仕方も、教えてあげたりしてね。一生懸命お付き合いして、悩んでここに来たお客さんを「あー良かったー!」って安心させて帰してあげる。初心を忘れずに、一つ一つ丁寧に直す。それが私のモットーだよ。

今まで特に苦労した、あるいは嬉しいなという部分などはありますか。

そりゃもう、悩みなんてしょっちゅうだよ(笑)古い車が来れば悩んでさ、その悩みが達成できれば自分だって「できて良かったな」ってなるからね。古い車がうちに入ってくるのは、他ではなかなかできないからだと思うからね。だから、私が悩んでしっかり直してやるしかない!!ってね(笑)いじってる事自体が楽しいからね、常に楽しい。まあ、予定通りに車が直ればもちろん嬉しいし、直すのにどうしても部品が無かったり他の部分も故障しててそこも直さなきゃってなって、納期が延びちゃうと悩んだりはするよ。笑顔で帰ってもらうのが一番!!

今後、丸山代表としての今後の目標などはありますか?

今来てくれているお客さんと車と、これからも真摯に向き合ってさ、謙虚にこの工場を続けて行きたいと思ってるよ。

   

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