車の匠 No.288 KWD溶接工房/神奈川県綾瀬市/川津圭司

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KDW WELDING WORKSHOP

KEIJI
KAWADU

KWD溶接工房

川津圭司

インタビュー当日、明るい笑顔で出迎えて頂いた川津代表。 川津代表がワンオフマフラー業者として独立に至った経緯は、ユーザーにもっと寄添う形で仕事をしたいという思いからだった。 インタビューを通して語られた、カスタムをしたけど敷居が高く感じてしまっているユーザーに対しての「業者として新たな選択肢となりたい」 「カスタムに対して感じている敷居の高さをどうにか低くしてあげたい」という言葉には、川津代表の考える「これからカスタムをしたいと思っているユーザー」への確かな思いが感じられた。 各作業に対しても真摯に向き合いながら責任感を常に忘れずに、見えない部分も綺麗に仕上げたいとも語る川津代表の製作した ワンオフマフラーは、必ずやユーザーを満足させるであろう。

取材:サイバーブレーン金澤

色々な思いがあるんですが、色々経験してきた故にユーザーにとって近い存在になりたいって言うのがありまして。

工場をはじめられてどれぐらいになりますか?

独立してまだ3年なんですよ。その前まではずっと、違うカスタムメーカーで職人をやってたんですよね。 ワンオフもやってましたし、今と同じようなこともやってましたかね。 そこで12年ぐらいやってたかなぁ...なのでここから通算すると15年ぐらいですね。 27歳からこの仕事をずっとやってます。 工場を始めてから、業界で知り合いの方が仕事を紹介してくれまして...業界、狭いじゃないですか(笑) 元々居たところでVIP系のカスタムをやらせてもらってたんですがね。 その中で独立したんですが、それを知って来てくれる人もいたりしまして、すごく助かってます。 最初仕事をもらってやらせて頂いた後、気に入ってもらえまして。 「これだったらまた頼みたいな」って、その後も工場に来てくれたりして...嬉しいですよね。 大きな会社さんからもお仕事を頂けたりしてますし、本当に有難いです。

まさに頼られる職人ですね!独立を考えたキッカケはありますか?

それは、何て言えば良いんですかね...自分の中の思いと言いますか、そういうものがありまして。 もしかしたら嫌われちゃうかもしれないんですが、あまり業者寄りにならずに、ユーザーにとって近い存在になりたいって言うのがありまして。 色々な思いがあるんですけど、やっぱり好きな事をやっている幸せってあるじゃないですか。 やっぱりそれって利益だけじゃなくて...会社としてやっている以上稼がなくちゃいけないのは分かるんですけどね。 色々な立場を経験させてもらってまして、独立する前はやっぱり利益第一に考えなきゃいけない、そのバランスを考えなきゃいけない...。 そうすると一人のお客さんに伝えられる熱量ってすごく限られてきちゃいますよね。予算内という枠もありますし。 その時に「もっとこういう風にしてあげたかったな」とか「こうしてあげたいな」とか。 お客さんでも「こうしたいけど予算が...」とか色々ありますよね。 色々な思いがあるんですが、他の従業員もいれば自分のエゴを通すこともできないですから...当たり前の事なんですけどね。 だから自分は、もうちょっと業者とユーザーの間みたいな位置に居れたらいいなぁって思いまして、都合が良い事かもしれないですけどね。 世間的に「車離れ」「カスタム離れ」「カー雑誌が売れない」とかって言われてる中で、自分の中でも考えてた事もあったんですが、 イベントとかでお客さんと直接話す機会があったんですが、話を聞いてると「やりたいけどちょっと...」とかね。 それを聞いて、自分の手が届く範囲でカスタムを楽しみたいって言う人が意外と多いんだな、世間が言うほど減ってないんだなって思ったんです。 カスタムしたい人がまだこれだけ居て、やりたいけどできないって人が多い中で...カッコいい言い方をすると「そこを救ってあげられたらいいな」って思ったんです。 もっと手軽に車をカスタムできて、もっとカスタムを楽しめたら、その輪ってもっと広がるんじゃないかなって。 業界的にも、「行きづらいな」「値段高そうだな」って言う、高く見られていた敷居が少し下がるんじゃないかなって。 ひとつのキッカケ作りをしてあげたいなって思ったんです。

お客様はどのように来店されるのですか?

実は、今まで宣伝って一切やってなかったんですよ。 利用してくれた方からの口コミで来てくれる方だけになってます。 飛び込みで来てくれる方でも「以前こちらのショップでマフラーを製作した方のSNSを見てきたんですけど...」という方が多くって。 それで、少し自信を貰っているところはありますね! その輪ってどんどん広がって行きますよね。 だから自分の考え方って間違ってなかったんだなって思えたんです。 それだけ需要はあるけれど、それに応えてあげられるところが少なかったんだなって思って。 ワンオフマフラーってやっぱり高いじゃないですか、実際高額ですし。 それに、板金屋さんとかに比べると、マフラーのお店って物凄い工場の数が少ないですよね。 地域に1店舗あれば良い状態というか独占状態というか、それが値段が下がりにくい原因なのかなって。 その中で、今までの業者さんとは違うひとつの選択肢になりたいなと思っていまして。 まだたった3年ですが、お客さんや仕事を頂ける業者さんから、自信を沢山頂いていますね。

カスタムマフラーにかける思いはありますか?

お客さんの車の乗り方とか、乗る車にあった物とか色々ありますけど、僕はお客さんの乗り方にあった部分に重きを置いてるかなって思ってます。 トルクが欲しいのか、伸びが良いのか、どれぐらい踏むのか、走るときは街乗りメインなのか高速がメインなのか、色々ありますよね。 同じV8エンジン、V6エンジン、直6エンジン、直4エンジンでも、乗り方ってみんな違いますよね。 これだからこう、じゃなくて、その人の乗り方や好みに合わせたものを作る、ですかね。 そこがこだわりだと思ってます。自分本位にならないように、決めつけないようにですね。 要望をちゃんと汲み取りながら「ここは専門的な知識がどうしても必要かな」というところは、しっかりと的確にアドバイスをしたりもしますよ。 どんなところにもメリットとデメリットがあるんですよ、メリットだけの物って言うのは少ないですからね。 そこをある程度教えてあげて、最終的な判断はお客さんに任せる、無責任なことはしないと。 個人的な意見を伝える事もありますね。「自分だったらこうします、何故ならこうだから」という感じで。 おまかせで任された時は色々考えてしっかりと仕上げてます。 性能面だけでなく、あまり見えない部分ではありますがビジュアル面も丁寧に美しく仕上げていくように心がけてます。 作っていくうえで後悔はしたくないじゃないですか。 クオリティに対して責任を持つという部分が当たり前のことで、それが確実に信頼につながると僕は思っています。

普段の接客などで「これは意識している」「ここは工夫している」などはありますか?

ありますね。心がけてる事って実はほとんどなくて(笑) いや、無いって言ったら嘘になるんですが、凄く少ないんですよ。 3つありまして、まず「嘘を絶対につかない」ですかね。 お客さんを騙さないで、ひた向きにやろうって。そうすればお客さんは必然と付いてきてくれるかなって。 後は「継続は力なり」というのと「真面目にコツコツと」を常に意識してやっています。 小さな事ができない人が大きな事をできる訳がないと僕は思ってるので。 昔、若い頃勘違いしていた時があったんですね。メーカーで働いてた頃なんですが、周りに凄い人が居たせいか 自分が大きくなったような感覚というか、なんかふわふわしちゃいまして...傲慢な時期がですね。 振り返ってみたらすっごい恥ずかしいなって、自分の実力じゃないのに周りの人達の影響というか。 いざ1人になったら何ができるのかなって、最後ってそこだと思うんですよ。 だから、目の前のことをひとつずつ丁寧にやって、できないことがあればできるようにクリアしていって、一歩一歩地道に継続していく事。 それをお客さんに対しての付き合い方もそれを意識してやっていってます。 また、それと同時に自分自身にプレッシャーをかけ続け、製品の品質向上に努める。これはプロとしての義務というか...責任だと思うんですよね。 そうやっていつでも万全な製品を作っていきたいなって思って、やっています。

今までで大変だったエピソードなどはありますか?

大変だった事...あー、独立するにあたって色々ありましたけどね! 思い出したら泣いちゃうかもしれないので、無いってことで(笑) まあ辛かったですけど、そんな中でも手を差し伸べてくれる方なども居てくれましたので...本当に助かりましたね。

これからマフラーのカスタムを考えている方に向けて伝えたい言葉などはありますか?

マフラー替えるのって、すごく楽しいことだと思うんですよね。 車に乗ってて、外見って自分から見えないですよね。 自分の車に乗ってて感じるのって、エンジン音とか振動とか、足廻りから伝わる路面の状況だったり、排気音だったり...、各所からのフィーリングですよね。 あれってやっぱり、気持ちいいんですよね...車に乗ってると!! 「車が好きで運転が好きな人こそ、マフラーを替えると本当にもっと楽しくなるよ!!」って思うんですよね。 だから、マフラーを是非替えてみて、替える良さを知ってもらいたいって思ってるんです。だって、すげー気持ちいいですから(笑) 絶対踏みたくなるよって、夜の海とかトンネルとかも走りたくなるよって(笑) それと、初めにマフラーを替えて走る楽しさを、カスタムの楽しさを感じてもらえると「足廻りも替えたいな」とか「車高も調整したいな」とか色々な部分の カスタムも楽しくなってくると思うんですよね!逆順のパターンも勿論ありますけどね! カスタムって車故の醍醐味で、すごく楽しい部分だと思うんです。「マフラーって、決して限られた人しか手を出す事ができないカスタムじゃないんだよ!!」ってね!! だから、それをもっともっと手軽に楽しんでもらいたいから、頑張りたいなーって言う気持ちでいます!!

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KWD溶接工房

0467-84-7319

営業時間:9:00-18:00
定休日:毎週日曜

神奈川県綾瀬市吉岡東1-14-18

http://www.kwd-welder.jp/