車の匠 No.297 KEEP/神奈川県/浅水 啓介

車の匠は全国の中古車のプロをインタビューでご紹介しているサイトです

車の匠トップページ 

KEEP

KEISUKE
ASAMIZU

KEEP

浅水 啓介

昨年9月に中古車販売店をオープンしたばかりの浅水代表。
以前はカスタム業界に携わっており、幅広い知識で顧客の要望に応えられるのが強みだ。
対応力の高さが口コミで広がり、現在はアメ車の車検や修理の依頼も増えている。

取材:サイバーブレーン金澤

修理だろうが車検だろうが改造だろうが、全て請けられるのが強みです。この対応力をお客さんの安心感につなげたい。

カーショップ「KEEP」を出店したのはいつですか。

去年の9月です。ずっと別会社に勤めていて、半年間準備してオープンに至りました。中古車販売メインというわけではなく、半分以上は車のカスタムをしています。以前はドレスアップ系のカスタムに携わっていたので、エアサスを入れたり、車高調を組んだり、ホイールを替えるといった仕事のほうが得意です。最近は車の構造変更とか改造車の公認取得等をやっています。

では、独立のきっかけは?

単純に勤めているよりは、自分でやったほうがやりたいことができるというのが大きいですね。勤めていれば制限もあるから、やりたいことはできません。お客さんの要望に応えられなくなってきていて、そこにジレンマを感じていました。会社の方針に合わせて客層を変えていくのも一つのやり方かもしれませんが、私はお客さんの要望をできるだけ叶えたいと考え、独立に至りました。実際に藤沢や茅ケ崎あたりだと、特にアメ車を修理してくれるところが意外になくて、以前の会社では紹介も来るんですけど、なかなか請けられませんでした。だけど、対応したいという思いは強かったですね。車を売ったはいいけど、直せないというのでは、ちょっとどうなのかなと。独立してからは、意外とアメ車の修理や車検の依頼が多くて、どんどん口コミで広がっていますね。

仕事を進めるうえで大変な面はありますか。

カスタムカーは全部が全部、車検に適合するのは難しい部分はあります。車検はある程度、目をつぶらないとできない部分もあるのですが、2~3mmタイヤやホイールがはみ出しているからディーラーが対応してくれないというお客さんの声も多いです。そのなかで、うちではお客さんが理解してくれているのであれば、そうしたイレギュラーな作業も請けています。小さい規模だからこそ、できるだけ柔軟に対応できればと考えています。

なんでも頼める安心感につながりますね。業者さんからの依頼もあるのですか?

構造変更とか、改造車の車検の手続きなどがあります。例えばリフトアップしていて車高があがりすぎているとか、エアサスの公認を取らないとダメだとか、色々あるのですが、そのために必要な書類を用意することはやっています。

うまく業者間で連携を図っていると。

そうですね。電装が得意な人もいれば、修理だけが得意な人もいる。本来ならばディーラーに行かなければ解決しないようなことも、各社で連携を図っているので大抵のことは対応できます。僕のところに持って来てもらえれば、修理だろうが車検だろうが改造だろうが、全部請けられますと伝えています。そうすることで、お客さんはあちこち行かなくて済むのがメリットだと思います。お客さんの車の管理もしやすいですよね。お客さんのニーズによってもいろいろ違いますから、うまく要望をくみ取ったうえで対応しています。

カスタム面でのアドバイスもされるのですか?

ええ、お客さんからしたら安いに越したことはないですけど、よくよくヒアリングしてみると安価な部品だと満足できないというケースも結構あります。最初に多少のお金はかかっても、あとから買いなおす必要がないなど、トータル的にお得になるような提案をするように心がけています。この間も、ソアラの足回りの乗り心地がすごく悪くなったと言われて、お預かりしたら、足回りの部品がダメになっていたんです。車高調を入れればその場しのぎにはなりますが、それよりも純正で足回りをリフレッシュしてあげたほうがいいのではないかと提案しました。後者のほうがお金はかかるしめんどくさいかもしれませんが、結果的にお客さんにとってそっちのほうがプラスなのかなと。

やはり、お客さんからとにかくヒアリングして、お客さんに対してのベストなものを提案できるように心がけています。必要に応じてアドバイスもさせていただきながら、できるだけ気持ちよく乗っていただけたらと思いますね。

では、今までに大変だったことはありますか?

エアサスペンションの修理はやっぱり大変ですね。足回りを全部チェックして壊れている部分を特定して、それを直したあとに、他のところは影響がないかと改めてチェックが必要です。それが一番、大変と言えば大変ですね。逆にやっていてよかったというのは、過去の経験は自分の知識と技術になっているということ。そえが蓄積されたのいまなので、次に同じことが起きたときは半分の時間で作業できるかもしれません。ですからどんな仕事でも、ある程度まずは自分でやってみて、どうしてもダメだなと思ったら、得意な人にお願いするという流れですね。もちろん最初から無理そうな仕事は、あらかじめ他の人に振ったりもします。納得いくように仕事ができるのでやりやすい部分はありますね。

理想の店舗イメージはありますか。

車が好きなお客さんに気軽に来てもらえて、すぐに対応できるような場所でありたいと思っています。お客さんを待たせてしまうこともありますが、できるだけそれはしたくないですね。経営面で軌道に乗ってきたら、ゆくゆくは若いスタッフを入れて教えていけたらと思います。私自身もどんどん歳を取りますし、体に限界もあると思いますから、10年後を見据えて私以外の人がお客さんに提案できるような体制を築いていかないといけないとも考えています。どうしても歳を取ると、感性が鈍ってしまうものですから。お客さん自体も、歳を取るとカスタムからノーマルに戻っていくケースが多いです。だからこそ若い人の感性が必要だと思うのです。若い人のほうが、流行をくみ取る力もありますしね。

軌道に乗せるという部分において、集客面での工夫は?

インスタグラムはやっています。その日やった作業の写真をアップすることも多いですよ。備忘録的なところもあるし、お客様に対して「俺、ちゃんとやってますよ」というアピールにもなりますから(笑)。それくらいですかね。かっこいいHPを作って集客というのは、今のところやりたいとは思っていません。仮にうまくいってお客さんがたくさん来たとしても、対応できなくなってしまっては意味がありませんからね。既存のお客さんを第一に考えながら、少しずつ増えていけばいいなと思います。

中古車販売とカスタム、今後はどちらに力を入れていきたいとお考えですか?

一番やりたいのは、カスタムしてかっこいい車を作ることです。中古車販売は仕事でカスタムは趣味の域です。派手な車を直せるようになれば、普通の車も確実に直せるだろうとお客様に思っていただきやすいメリットもあります(笑)。実際、いまは一般車の車検や板金というのも多いです。既存のお客さんの紹介でやっている部分もありますから、カスタムだけというのは難しいのが実情ですね。

最後に、今後やりたいことなどはありますか?

普段やっている屋外のカーイベントに出して賞が取れるような車を作りたいとは常々思っています。それで車好きの方だけが気軽に集まれるお店というのが、最終的な目標なのかなと。全てを任せていただけるのが一番うれしいので、そんな店づくりをこれからも続けていきます。

KEEPに相談してみよう

KEEP

0466-53-9480

営業時間:10:00?19:00
定休日:月曜日

神奈川県藤沢市大庭1792