車の匠 No.306 TEN GALON CAP/埼玉県上尾市/狩野茂之

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TEN GALON CAP

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TEN GALON CAP

狩野茂之

上京後、20年以上にわたり車磨きとコーティングの技術を磨き続けてきた狩野代表。その並々ならぬこだわりと技術力の高さが評判を呼び、今では多くのカーショップから絶大な信頼を寄せられている。顧客の期待を超える磨きの技術力の源は、「日々勉強」という真摯な姿勢にある。

取材:サイバーブレーン金澤

車を磨くのが好きでしょうがないので、世界各国の磨き屋さんと一緒に働いてみたい。他の国には、私の知らない磨きの技術があるはずですからね。

創業から何年ですか?

25歳から初めて今が42歳なので、17年くらいですね。2014年に今の場所に移ってきました。一番最初は工具を持って出張サービスから始めました。

当時からずっと磨き一本で?

そうですね。中学、高校くらいから、バイクとかをいじって仕上げるのが好きだったんです。自分のはもちろん、友達のとかも。それに洗車するのも好きだったんですね。これが職業になればいいなと思っていたら、田舎から東京に出てきたらまさにそんな仕事があることが分かって、磨ければそれだけでいいという感じでこの業界に入ったんです。この車種がいいというよりは、きれいに仕上がった車はいいなあと思いますね。磨く、掃除する、きれいにするって、車だけじゃなくて何でもあるので、最近ではバイクや自転車なんかも手掛けるようになりました。試しで楽器をやったこともあります。そうすると、これもやってほしいとか、色々と頼まれるようになりました。ただ、やっぱり車が一番やりやすいですけどね。

磨きって一口に言ってもいろいろあると思いますが、どんなことをされるのですか?

私が最初に学んだところは、新車以上にきれいにするという会社だったので、その感覚が強くて今でも時間が取れれば徹底的にやります。もちろん予算の都合もあるでしょうから、それに合わせて対応します。

奥が深そうですよね。

明かりをたくさんつけても見えない部分はありますし、天候よっても見え方は変わるので、確かに難しさはあります。意外と拭き残しなんかがあったりして、あらゆる条件下で確認作業をしようと思うと、終わらなくなってしまうんですね。それがあるから、限られた時間のなかで次も頑張ろうという思いが湧いてくるという感じですね。日々、勉強です。うまくいった日は気持ちいいですよ。絶対にここまで磨こうという基準は作ってあり、それ以上の話にはなるのですが、同じ時間や条件で、いつも以上にできたというときは達成感があります。あと、車との相性というか、例えばパネルの形が車種によって違うと思いますが、なかには自分のリズムで磨きやすいものがあるんです。そういうときは進みがいいし、やっていて気分がいいです。

今は何名で動かれていますか?

実質、私一人です。5人いるのですが、全員、個人事業主として動いているという形ですね。「ここまできれいにするのがうちの会社ですよ」というのを理解してもらった方と一緒にやっているという感じですね。前の会社から一緒の人間もいます。独立して他の仕事をしている人も多く、忙しいときに手伝ってもらっているケースも多いです。

仕事の割合としては一般の方と業者、どちらが多いですか?

ほぼ9割がた、車関係の業者様から依頼を受けています。紹介が紹介を呼んで頂き、今日に至っているという感じですね。本当にありがたいです。それだけに、紹介してよかったと思ってもらえる仕上がりだけを目指して取り組んでいるという感じですね。

そもそもなぜ、仕上げの仕事が好きになったのですか?

なんか、車でも自転車でも、きれいになるとオーラが出るんですよ。あとはカーディーラーで洗車係をしていたんですけど、お客さんが喜んでくれてすごく嬉しかったんですね。それから磨きの話をもらって、これを極めてみたいと思うようになりました。触っていると、車と会話ができるというか…。足回りの小さな傷をケアしているのを見ると、オーナーさんのこだわりが垣間見えたり、車に置いてあるブラシを見てここをケアする人なんだとか、そういうのが伝わってきます。そのオーナーの姿勢に触れると、さらにここをきれいにしてやろう、みたいな気持ちが湧いてくる。するとやっぱりそういう人は、あとから連絡をくれるんですよ、あの裏側の汚れを取ってくれたんですねとか。逆にそこをやらないと、プロとしてダメだとも思いますね。結果的に、リピートしてくださる方も多いです。

サービスとして素晴らしいと思います。磨き以外の部分で力を入れていることはありますか?

なかなか一般の方は少ないので、お客さんは顔なじみの業者様が多いんですよ。何十年の付き合いのある人も多いので、先方が困ったときにすぐ動けるようにしなければと思っています。そういった対応をし続けてきたからこそ、仕事を依頼してくれるっていうところもありますから。時間とか予算とかもあるので、違う材料を使ったらよりきれいになるかなとか、自分のゴール地点に近づける最大限の努力はします。まだまだいい材料や技術はあるはずですから。出先で作業することもありますので、決められた時間でいかにきれいにするかというのは永遠の課題です。

では、事業をするうえで大変な部分とは?

自分で運営するのは大変なんだろうなってことは覚悟のうえで始めたので、大変と言わないようにはしています。大変なことも、自分にとっては必要なことだと受け止めるようにしているので、あまり大変とは感じません。大前提として好きなことができているので、大変なことも苦ではないですね。泣きたくなることもありますが、自分で選んでいるので、精一杯頑張ろうという感じですかね。

その姿勢が、周囲からの高評価につながっているのでは。

基本的に臆病者なので、終わってもこれでいいのかな、もうちょっとやったほうがいいかもなっていう葛藤があって、帰っている途中なんかでも気になっちゃうんですよ。大丈夫だったかな、みたいな。

今後についてはいかがですか?

磨くのが好きでしょうがないので、他の国の磨き屋さんと働いてみたいというのはあります。他の国には、私の知らない磨きの技術があるはずですからね。そこで情報交換ができたらいいかなと思います。その意味では先日は初めて、関西のコーティング関連の方々と意見する交換の場に初めて参加しました。年に2回ほどやっているみたいなので、定期的に参加していきたいですね。私は技術として考えていたのですが、コーティングをビジネスとして考えてる人もたくさんいて、すごく勉強になりました。同じコーティング剤を扱っていても、色々な視点があるのだなと。

磨きの部分で、なかでも負けない自信があることってありますか?

場所とか環境を問わずやってきたので、どんな道具でもお客様に納得して頂けるような仕事はできると思います。出先の路上だとしても、仮に一時間しかなくても、その環境でできる最大限のパフォーマンスをすることには自信があります。

最後に、屋外保管をするコツがあれば教えてください。

よく洗車しないとダメ、ほこりを落とさないとダメとか言いますが、妥協点としてはぬれタオルときれいなタオルとスプレーがあれば大丈夫です。乗っている最中でも、気になるところがあったらコンビニなんかで拭いてあげると効果的です。汚れすぎる前にこまめにきれいにすることが大事ですね。私も常にタオルは持っています。全部やらなくてもいいんです。泥ハネしていたら、そこだけ拭ってあげるだけでも違います。毎週、洗車場に行って念入りに洗うなんて、なかなかできませんからね。マメにやったほうがきれいに保てます。

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